2017.3.19 日曜日 年々外国人が多くなってきて、人種国籍が多様化してきている印象。思えば高校の修学旅行で歩いたのが最初だった。店舗が変わったり、建て替えはあっても、大きく姿を変えないのが表通りの特徴。いまでも一歩裏通りに入るとごちゃごちゃとした雑居ビルにこじんまりとした飲食店が店をだしている。軒を連ねひしめきあっている、日本らしい景色。ランドマークである三丁目の和光の裏手にいまだに「正統派 大型キャバレー」がある。創業昭和6年の社交場「白いばら」で、建物や看板も昭和のままで、現役のようである。(失礼)「郷里の娘さんを呼んでやってください。あなたのお国言葉でお話が出来ます。」が売りである。昭和の時代から全国から志をもって東京にやってきた男たちをなつかしくなごませてきたお店なのであろう。
「正統派」を貫く、というのもすごいことだ。愚直といわれようと、まっすぐスタイルを変えずに筋を通して貫く。世の中が変わった、遊び方がかわった、など言い訳はなんぼでもできたはずだ。でも、それはしない。昭和の時代を引っ張って行った男たちを楽しませる舞台は変わらないはずだと信念を持って。
福岡県は9人が在籍している。県北と県南とで区別しているようである。ことばも違うからね、無理もない。
神田のほうへ向かうと、老舗の蕎麦やがあります。江戸時代は蕎麦やが居酒屋であり、ファーストフードの店だったんだろう。