山の手ことば?阿佐ヶ谷の子どもたち 2022/12/17

ドキュメント72時間にはまりっぱなし。

今回はご近所の阿佐ヶ谷の釣り堀。

東京の子たちはバスクリンのおふろのような小さな釣り堀で釣りをするなんてかわいそうと思ったり。

それよりご近所の少年のしゃべりかたがなんともなつかしかった。

語尾を「~ね~ぇ」とあげるしゃべりかた。

なつかしいというのは横浜にでてきてはじめてできた杉並の浜田山のガールフレンドがよくこんなしゃべりかたをしていて、「ふ~ん」と思ったりしたものだ。

 

30年以上東京のあちこちを2~3年ごとに転勤を繰り返してきたけど、この「語尾あげ」は杉並あたりが特徴的な気がする。

女の子がしゃべると小鳥がさえずっているように甘ったるくかわいい。

いまでもよく相談を受けたりする19才からの数少ないガールフレンドだ。


ぼくはいなかもんのひねくれもんであの東京の子が「そしたらさー」とか「しちゃって」とか男が「~したのね」とかいうのがきしょくわるくてたまらんかった。

そんないなかではまず使わないことばを口にしている東北や四国や九州の子たちに出会うとむしずがはしることがあった。

だからそんないいかたはぼくは口にしなかった。

だけど、これは杉並や世田谷あたりの方言かもしれない。

このしゃべりかたは不思議なことに東京にでてきたいなかもんたちが使っているのに出会ったことがない。

この男ん子のおかあさんやおばあちゃんは杉並のひとかもしれないとほほえましくなつかしくなった。

「女の人」ことばだから。

 

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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