コンテナ詐欺?

2023/5/13

「ポンジスキーム」という投資詐欺で名を残したチャールズ・ポンジ

投資家から金を集め、投資をすることなく投資家から預かった資金を原資に配当を支払う。配当がが支払われているあいだは投資家は安心して投資する。

いずれ資金は枯渇するため新たな投資家を勧誘し配当をする。

この「ポジスキーム」は過去の話ではなくいまでも生きている。

友人から勧められたうまいもうけ話に乗って、自ら命を絶った母子家庭のおかあさん思いの女子大学生もいた。

投資詐欺で被害にあうのは学生とか、若いサラリーマンが多いような。

その点、おばさんやおばあちゃんは本能的にあぶないことを嗅ぎ分ける嗅覚(だんなで失敗することはあっても)があるようで、それが長生き、「少子おばあさん化」につながっているような気がする。

この「コンテナ詐欺」も投資の対象が土地建物などの不動産ではなく「動産」であるという、所有者がだれだかわからないものに投資するというというところにあやうさがある。

建てかえのさいにコンテナ倉庫を利用させてもらい助かった。処分せずコンテナに保管し、そのまま新居の3階に収めたはいいが3年間なんも使うことなく、なんのためのコンテナスペースだったのか、なんで苦労して運んだのかもわからずそのまま眠っているタンスやベッド、食器だな、、、

自分が「投資している」コンテナはどれ?ひとつのコンテナに100人くらいが投資している計算になるのでは?

利回り20%に飛びついた主婦は「ママさん大家」になったもののそんなうまいもうけ話などあるわけはない。


コインランドリー投資も高額の洗濯機、乾燥機を売らんがための業者のためのもうけばなしではないのか。

コインパーキングもそうではないのか。料金精算機だけでも相当高額。

オーナーに提示される今後想定される収支計算書はゆるゆるなもので、提示された資料より売り上げが低調の場合、「雨が少なかった」、「まわりにいくつもコインパーキングができた」とか業者はクレームに対しいくらでも言い逃れができる。

店をコインランドリーにしてしまったサンドイッチのおいしいいきつけだった「パン屋さん」の前を通るたびに客のいない24時間営業の店内が気になって、おばちゃんとガタイはいいが気の弱そうな息子のことを思いだす。近所に住む古内東子さんもひいきにしていた。

昭和のやくざも客から馬券を買うお金を集め、じっさいはなんも買わずに的中した客にだけ払戻金をわたしていた。大半がはずれ馬券だからJRAの開く賭場を利用することで金を集めることができた。

詐欺はひとに欲がある限りなくならない。

友人に「ぽんじ」という整体師がいるがあいつはいいやつで「ポンジ」ではなく「ぽんじ」だからいっしょにしないでほしい。


うちのまわりはワンルームマンションが目立つ。都心に通勤する若者や学生をターゲットにしている。

しかし、東京に転勤してきた家族持ちが入居する2LDK以上の賃貸物件が圧倒的に不足している。

いずれ転勤があるのだし、購入する必要もない。

建て替えのさいのにゃん2匹OKの一戸建ての仮住まいをさがすのにひと苦労だった。

そこですきまを狙ったもうけばなしに乗っかろうと新居の2階を2LDKにした。

募集したところ、入居したのは当時2歳の孫つきの敷金、礼金なしの若夫婦だった、、、

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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