
クレージーな暑さだった今年の夏、日本の夏、キンチョーの夏、、、
蚊もめまいがしたのかへたっていたなぁ。
6月、7月、8月、9月、そして10月の半ばまでずっと夏。
ようやく、秋かと思っていたら、秋はどこへ?
早朝の談合坂SAでは気温10度を下回ってたぞ。
ひと仕事を終えて、白州で水汲み、そして「日本ワイン」(日本のぶどうだけで醸造されたワイン)の一升瓶を10本仕入れにきた。
ここんところ車中泊せず、バイキング付きのホテルに1泊して翌朝帰ることが多くなった。
来年にはきままなはたぼーもいよいよ70歳を迎える。
早朝から温泉に浸かって、朝食をしっかりただいてまっとうな時間に帰ろう。
仕事も順調だし経済的なことも心配せんでいい。
今回のホテルにはあの「中国人」の団体が大勢いた。
ここは、朝夕食「バイキング」だ。
瞬間、なにかが起こるのではないか、見たこともない光景が見れるのではないか、という思いがよぎった。
並ぶことのない争奪戦のバイキング、大きな声で騒ぎ大量の食べ残し、、、、、
ネットでみたようなおぞましい光景が目に浮かぶ。
こととしだいによっては、撮影しようかと身構えて。

甲府盆地には桃とぶどう畑が延々とひろがる。
秋晴れのさわやかな気候をようやく迎える。
桃の季節は短く、そのためぶどう畑もとなりにあるのだろう。そうすれば「巨峰」が終わっても11月ころまで「甲斐路」などの品種が収穫できる。
さいきん、ホテルのスタッフに外国人の若者たちを多く見かける。
中国人だけではなく、ミャンマーやネパール人、かなりインターナショナル。
彼らはおそらく最低賃金で雇われているのだろうけど、みなまじめで礼儀正しく、気持ちの良い接客をしている印象だ。
さて、見世物でも見るかのように固唾をのんで様子を観察していた団体客だったが、期待?外れに終わった。
終わってよかった。
一部のひとたちの様子が世界中に拡散されて、その行いがあたかもみんなそうだろうと思ってしまう。
かつて、日本人も差別を受けて(いまでも)きたことを忘れずに。
新宿行きの特急「かいじ」が走り抜ける。
青い秋空のもと桃とぶどう畑に映える美しい景色。
