台湾のメーカーが日本向けに開発したDisc Station「DS218j」。2ベイタイプ。まずはHDDにあの米国ウエスタンデジタル社が24時間365日稼働のNAS仕様に製造した「RED」3TBを組み込んだ。5年前から導入していたIO-DATAのNASにはたいへんお世話になったのだけど、より性能、使い勝手が良いのではと今回Synologyを選んだ。
それにしても一個人が次々と新技術の恩恵を受けることができる時代になったことは驚きに値する。30年くらい前のVIDEOカメラの普及、そしてその後いっきにデジタル化が進み、レコードからCDへ、そしてDVDへ。さらにブルーレイディスクへ。そして、自宅に設置したServerのストレージにデータや映像、動画を保存してスマートフォンで世界のどこででも見ることができるようにまでなった。Wordpress でブログを立ち上げ、その記事の投稿、編集もいま出先でこうしてスマホをいじって簡単操作でできてしまう。やはりWindowsの出現が大きく、社会、暮らし、生活を劇的に変えたのは間違いない。夢のような時代に生きている気がする一方でそのハードとソフトのシステム開発に寝食をわすれ関わった人たちのご苦労に深く感謝する。そしてこうしたツールと引き換えに失ったものはなんだろうかと思いを巡らせつつ。
電化製品と違い取扱説明書はダウンロードしたものの、それを読めばサクサクいくかといえばそうもいかず、試行錯誤の繰り返しとなる。しばらくはIO-DATA のNAS「HDL2.0」と併用となりそうな予感。これは映画などMP4形式に変換したものを再生する場合、2GBまでの制限があって変換にひと手間かけなければならないのがネックとなっていた。