なぞの中国製ポータブルバッテリーが突然故障した。お付き合いしたのはちょうど1年ほど。中国製だから仕方がないかとへんななぐさめかたをして自分を納得させる。そのおかげといっちゃあなんだが日本のメーカーの、しかも容量がこれまでのAudew60000の2倍以上の124800ミリアンペアアワーのすごいやつを導入することができた。故障しなかったら購入しないもんね。「中国製」のポータブルバッテリーはAmazonの書き込みでもわかるようにいいのもあれば、不具合、突然の故障、発熱、アフターケアなし、と散々な評価をされているのもある。新入りのこいつは52290円と高価だがわたしのカーライフの必需品。働いて稼いでなんとかする。
このパワーだと車載用冷蔵庫も使える。モバイル機器の主流になりつつあるTypeC端子がついているのは2019年の最新型であればこそ。BLUETOOTHスピーカーまでつけてしまって、野外キャンプで踊ったり歌ったりするためか?
決め手となったのは大容量になったことに加えて車のシガーソケットから走行中に充電できること。これまでの謎の中国製だとAC電源から充電しなくてはならなかったため、移動2日目あたりでコンセントをさがしチャージをする必要があった。これは大きい。
浮上することなく潜航したまま電源を確保できる潜水艦のようでたのもしい。この夏予定していた北海道めぐりは九州行きと重なり、片道2000キロ以上の走行となることから見合わせることにしたが、この電源は北海道でさぞ活躍したことだろう。
サブバッテリーも積んではいるが手元の予備電源も欲しい。
いやはやいろんな使い方をする人たちがいるものだ。
ラジコンの飛行機を飛ばす(富士五湖の西湖でカヤックしていたときに見た零式三座水偵をがぜん飛ばしてみたくなった!)、
ニューヨークを爆撃するために開発された幻の6発の爆撃機「富嶽」までいる!
扇風機を使う、テントでのキャンプにもいい。
冷蔵庫でビールをきんきんに冷やす、夏はこれで決まり!
電気毛布、ポータブルシャワーも使える。順番待ちなんてやだ!
LEDライトもついている。懐中電灯モード、SOSのストロボ点滅モード、わずか5Wでも工事現場なみの明るさになるハイライトモードの切り替えあり。船に積んでおいて遭難したとき、熊に襲われたときなどに役に立ちそう。
「日本製」の2019年の新製品で安心、といいたいがこればかりは使ってみなければわからない。
ただ、ごつい。重い。かわいさゼロ。本体5.5キロ、バッテリーをつけると8キロにもなる。これを持ち歩くにはおやじのようななよなよした男では無理。それなりの根性がいる。ふだんジムで8キロくらいのダンベルでトレーニングしているからドライブの合間に上げ下ろしして筋力アップにももってこい!こいつのパワーと実力が口先だけか、ほんものなのか、メイドインジャパンの本気度を今後レポートする予定。