夏はやはり高地がいい。標高1017メートルの「道の駅こぶちさわ」は9月1日とあって日曜日なのに子供連れがみあたらない。
売店とレストランがリニューアルされた。
夕方で野菜はすでに売り切れだがここはジャムが充実している。
おばちゃんが手作りしたできたての熱いのが棚にならぶことがある。
ここのは甘さが控えめで無添加。いちごや巨砲がまるごとごろごろしているもんだから、もうほかの売店のは買う気がうせてしまう。
今回、山梨一宮産の桃ジャムがデビューしていた。果肉の部分がほのかに甘く、桃の繊維を感じる微妙で繊細なジャムに仕上がっていて朝食のときヨーグルトにのせていただくのにぴったり。
賞味期限は2020.9.2
つまり、昨日か今日つくったもの!ともに540円
トイレもきれいで「こんなこぎたないおやじが使っていいのだろうか」と小さくなって利用する。
今回の施設のリニューアルで特筆すべきはびんかんペットボトルは別として「ゴミ箱」をなくし、ゴミが出たらそれぞれで「持ち帰る」ことにしてしまったこと。
自然環境を守るべき公共の場で、「ゴミ捨て場にしない」究極の選択はリサイクル可能なものを除いて「ゴミ箱を置かないこと」で、確かに不便ではあるけれどそれぞれが持ち帰る意識をもてば、それが当たり前になるならいいのではないか。支持したい。
山を下った道の駅の「蔦の駅」は国道20号線沿いにあるせいもあるのだろうがゴミがゴミ箱に入りきらず山積みとなっていて、持ち込みゴミ禁止の張り紙や注意書きがいたるところに貼ってあり、いやな思いをしたものだ。
まるで、イラストのような八ヶ岳アウトレットの景色。巨大アウトレットになれてしまうと、店舗が少なくショッピングというよりワン連れでお散歩がてらいいものがあれば買おうかなという程度で、アウトレット法というものがあったら定義から外れてしまうほどの広さ。駐車場が長いことずっと無料だったのに一回300円の有料にしてしまったのが残念。敷地内の道路の痛みも激しく、運営がままならず、財政がひっ迫しているのではと思ってしまう。
2019.9.1