「男の隠れ家」ソロキャンプ

 

dマガジンで雑誌・週刊誌の最新号を手あたり次第読めるようになったはいいけど、頭の中が情報の洪水状態になってしまった。「週刊現代」「文春」「週朝」「新潮」「東洋経済」「PC21」「一個人」「歴史人」「サライ」「DiscoverJapan」、すべて毎号目を通すのはやおいこっちゃない。ゆくゆくは「女性自身」とかにも参考書として目を通し、女性が何を思って、何を願ってくらしているか、嫁と姑の問題、嵐のだれが人気があるか、ほうれい線をどうしたら隠すことができるか、だんなをどう処分すべきと考えているのか、研究してみたいと思う。

またまた気になる雑誌があり、今月号はdマガジンでも読めるけど購入した。

「男の隠れ家」

これまで立ち読み生活で幾度となく買うかどうしようか38度線を境に北と南さまよっていた気になる男のライフスタイル誌で男の美学誌にありがちなこのきざ野郎、気取りやがってといういやみのない雑誌だ。


今月号は「ソロキャンプ」特集で「自然と戯れる自分だけの時間」。

北軽井沢や南伊豆にある「ソロキャンプ」ができるオートサイトが紹介されている。

思えば高速道路サービスエリアや道の駅を転々とする夜逃げプチ家出生活も決して平たんな道のりではなく、さまざまな苦難やご苦労があった。深夜、隣にトラックがやってきて保冷車のエンジンの音ごうごうとしたまま明け方まで、ということもあった、パジャマ姿のあられもない姿で寝ている車内をのぞかれているのではないかという恐怖、、、、


もっと、カラマツ林やしらかば、川のせせらぎ、鳥のさえずる朝日の中目覚めてみたいと思うのは自然のなりゆきだ。

ただ、一般的にオートサイトはバカ騒ぎの若者たちやおきまりのBBQごっこしている家族連れが楽しむ場所でおやじのように「おやじはこれからどう生きるべきか静かに人生と向き合う」ところではない。

そういうおやじも先日の引っ越し騒ぎで処分した粗大ごみのなかに、BBQセット二組、ビーチパラソルとテーブル、未開封の木炭、テントが含まれていた。組み立て式のシーカヤックもそうだった。人生のシーンにはアウトドア願望があってキャンプごっこにはまってしまう時期があるのだ。


それが自然の中で静かに「自然と戯れる自分だけの時間」が過ごせるサイトがあるという。キャンプサイトも成熟してきたかな、という感想をもった。

この「男の隠れ家」はどこから情報を集めてくるのかやたらめったらおやじのこころをくすぐる。

まずは軽井沢あたりから攻めてみよう。




「自分のために特集してくれたのではないか」と錯覚してしまう。

行きすぎて暴走しない手前でとどまっているところがかわいいが、

こんな特集まで組んでしまうこともあり、「たき火」や「夜遊び」「火遊び」が好きな編集方針であることがわかる。大勢で騒ぐのは好きではなく、こっそり、ひっそり、自分の居場所探しをする人向けだね。

「お忍び」はほんらい身分の高い人が身分を隠して出かけることだけど、いまは違う意味か。

2019.9.14

 

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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