ワールドカップだというのにルールさえ知らないラグビー。運動神経と知恵が足らずルネサンスには通っているけれどもスタジオでダンスやると足がもつれるは手は逆になるわろれつが回らなくなるわでスタジオをうらやましそうにガラス越しにながめるだけ。
「フラメンコの音楽に合わせたプログラム」無理。「世界の様々なダンスステップ音楽を融合させたZUMBA」もっと無理。。
だけども、せっかくの日本開催で、南アフリカを破った時の興奮も残っている。ルールを学び、ひいきの選手を決めることにした。
まず、この男。
稲垣啓太
186センチ 116キロ 29才。PR(プロップ)という力自慢でスクラムの支え役
応援の決め手は「笑わない」こと。私がひいきにしている相撲の松鳳山を思わせる圧倒的なすごみ。琴奨菊にしても嘉風にしても九州出身の関取は引き技で勝とうとしないところが潔い。
へらへらにやにやした若者が渋谷スクランブル交差点をくらげのように歩いている日本の憂うべき現状に鑑み、ぜひとも応援したい。
新潟の幼稚園年長で40キロを超え、遊具を破壊してきた。さらに100キロになった小5の健康診断で体重計をも破壊。
学生時代、「丸亀製麺」でメニューにない2キロのタワーうどんを注文する。減量に取り組むが乗った自転車はすぐにパンク。
母校の新潟工業高校のグランドを人工芝にするために300万を寄付したといういいやつでもある。「笑わない」のではないという。「目が笑っている」ときがあるという。
そして、
福岡堅樹(けんき)
175センチ 83キロ 27才。WTB(ウイング)バックス 俊足のトライゲッター
選考の決め手はこのさわやかさ加減と世界トップクラスの俊足。医者の家系で自らも筑波大の医学部を受験している。
福岡県古賀市出身で名門福岡高に進む。無類の猫好きで「だっこしておなかのにおいをかぐのが好き」という性癖が評価された。
ほかにはずせないのが
田村優
181センチ 91キロ 30才。SO(スタンドオフ)攻撃を決める司令塔
おかあさんは沖縄出身で「ヤギ汁」が大好物という。
燃える男たちよトライを決めてくれ!
2019.9.18