荒川年金事務所でひと仕事を終え、早夕食をここでいただくことに。いつかのれんをくぐろうと腹を決めていた。
地下鉄千代田線、京成線、都電荒川線が交差する下町で北千住とともに帝都北東の居酒屋食堂の聖地。
もんじゃ焼き「浜作」でもんじゃデビューして以来、町屋はつねに気になる存在だった。
駅ナカの地下食堂街で「ときわ」(2号店?)も営業しているけれど、本店にごあいさつしたくなった
7種類の定食から選べる。
ビールは大瓶633。税込み600円。税抜545円。これ以上安いのは大阪の京橋や通天閣あたりにいかないとないだろう。
昔は朝からやっていた。タクシーの営業所や三河島水再生センターなどの夜勤のある事業所があってみなさんが夜勤明けにやってきたとか。
633食堂には「あの店にいけば朝からだれかいるだろう」の草履履きのご常連さんがかならずいらっしゃる。すでに宴たけなわの面々が指定席だろうテーブルで静かに我が家のように、我が家よりも、くつろいでおられる。小言をいわないおかみさんが軽くあしらいながらおかあさんがわりをしている。
町屋は地下鉄で大手町(東京)までわずか6駅のところ。こんなにも景色も人も激変するのだ。
2012/7/9