北九州を深夜1時前に出発して、午前10時半に着いてしまった。このまま東京まで走ってしまうか迷う。
余裕をもって安全運転のためにここでステイすることにしたのはいいが、お昼前から寝る、というのも眠くもないし違和感ありすぎ。映画を数本見て夕方になるのを待つ。「憲兵と幽霊」という天知茂扮する憲兵中尉が心を寄せる女性をわがものにするためにその女性を妻に迎えた部下を謀殺するという、いやらしく後味の悪い1958年の映画で目のすわった天知茂の冷酷非情なニヒルな演技が不気味さを際立たせる。
新東宝が得意とするグロテスクもののひとつ。
2021/9/21