「しばらくぶりのぉー、ふるさとぉーわぁー、おおきな町にすがたをかえていてー、体をゆすって走っていた路面電車もぉー、いまはもういない~」とかいう福岡のことを歌った「夕陽を追いかけて」というチューリップの曲がある。
ウィンドウズ11リリースに合わせ5年ぶりに新しくPCを組むが、ネットのサイトのPC工房でふところぐあいと相談しながらパーツを選び自分用にカスタマイズしたものを購入できるようになった。マウスだかキャットだか知らんが新しく参入したショップもできてPCケースは選べないもののその場でさくっと発注できる。商品のスペックも写真付きのサイトで一目瞭然。
もうアキバの薄暗く狭いツクモ電機で店員とこそこそ相談しながらパーツ選びをする時代ではなくなった、車で行ってケースをよいしょと積んで帰る時代ではなくなった、という気がする。
たとえばこれだと103,840円で組める(モニターは別売・本日LG電子の4Kモデルが到着予定)
「パソコン工房」のサイトにはチップセットとCPUがどう進化したか素人にもわかりやすく親切に解説してある。
「しばらくぶりの福岡(PC )のまちに帰ってみたら」もうすっかりかわってしまっていた気分。
もう、マザーボードのCPUソケットの形状もかわっていて、おいらのデスクトップ3台ともWindows11にアップデートできない「時代遅れの男」になっていた。
第11世代インテルのプロセッサーの開発コードネームは「Rocket Lakeー3」というげな。うちの孫の新規モデル開発コードは「Rー1 」と「Kー2」だがバージョンアップもそろそろ必要かもしれない。
USBの端子も「Type C」が主流となってきているものの規格が混在していてわかりにくい。「3.2Gen1」、「3.2Gen2×1」、「3.2Gen2×2」という具合に。解説によれば「技術者でもないしわからんでもいいのではないか」という。
そこに割って入ったのがサンダーボルト。
それにWi-Fiもかわる。これまでの2.4ギガと5ギガヘルツ帯に6ギガヘルツ帯を利用したものが加わる。その2つの路線が中央線や埼京線並みに混雑が激しくなって高架の新幹線が必要になったからだろう。電子レンジとおなじ周波数だったり壁に遮られたりいろいろあった。
「Wi-Fi 6E」という。Eは「Extended拡張された」の略。日本ではこれから準備ができ次第利用可能となる。
ようするに「より高速に安定して快適に」ITを楽しめるようになるということ。
これでどないだ?これであと5年。70才。よいよいにならなければだけど。
これらのショップではケースが選べない。四角四面黒一色のお役所タイプのみ。デザイン性、スタイリッシュさ、かわゆさ、ドキドキ感ゼロ。
ケース本体の一部を強化ガラスにした内部ユニットがまる見えなのがいい。ファンがキラキラ色を変えながらくるくるまわるやつ。キラキラネームとキラキラPC、キラキラじいじの時代。おふざけ上等、遊び心、悪戯心はだいじ。
だからこれらのネットショップでは買う気がしない。やっぱ、高くつこうとアキバのPCケース専門ショップにいってお見合いして、なでてみて器量と性格を見定めてから、となる。
10月からは緊急事態宣言解除!お酒の提供も復活!
ツクモ電機PCケースワールド!2020/9/30
2021/9/26