もう17年前になる。職場のプロレス同好会で一時期後楽園ホールに通っていたことがある。転勤してきた上司が火をつけた。すると入会したいと若者たちがとつぜん集まった。
おもにNOAHの試合だった。正統派のプロレス団体だった。
プロレスは興行そのもので団体によっては格闘技といっておきながら「100回の腕立て伏せ」より「1回の打ち合わせ」というあやしげなものもある。
そのときすでに高齢の域に達していたおっさんレスラーがまだ現役でリングに上がっている。
そして、富士吉田の怪人
相撲界はプロレス界と相性がよいとはいえ相撲で鍛えた技はプロレスでは通用しないことも多い。とくに曙は華麗な身のこなしはきびしく、体重で押しつぶすとかあびせたおすとかしか技がなく手の内を読まれサンドバックにされることもたびたび。
日本の国技だのしきたりに縛られ苦しかったろう。もう52才。
プロレスから相撲界に転向する選手はいない。プロレス界のあの空気になじんんだらもう式守伊之助の軍配などどうでもよくなる。
おちゃらか系も。
そうかと思えば、
ダンプももう還暦なのに現役。
海外勢も黙ってはいない。
かわゆい子もいる。
ほかにもあるけど、もうどうぞご勝手に!
1000人が技を競う異空間。
こりゃ、老けられんわ。