東九州自動車道は高速道路ではなく「バイパスの一種」と思っている。対面通行区間だらけでいたるところで低速走行車両が通せんぼして時間短縮にならないからだ。
それでいていっちょまえに高速道路料金がかかる。開通したときは喜んだものの、嫌気がさしてまもなく利用しなくなった。
それでもこの別府湾が望めるSAでステイしてもいいかなと立ち寄った。もちろん1区間290円のみ利用し一般道にもどる予定だから1泊の駐車場の料金と考えてのこと。
変わった。フードコートは実質1店舗に減り、おみやげをそろえたコンビニだけがにぎわっている。
物流業者からも見放されたのかトラックも数えるほどしか駐車していない。
この九州の東を貫くバイパスは中国自動車道のようなさびしい運命をたどるのだろうか。
アップダウンだらけの中国自動車道を利用するドライバーに山陽自動車道ではなくなぜがらがらの中国道を利用するのか聞くと「空いているから」「煽ったりされないから」というのがその理由だという。
おまけに、しらす丼をいただいたあと、腹痛に襲われた。疑いたくはないがほかに心当たりがない。
別府湾の夜景がきれいといわれていたのに夜景を楽しむ余裕はなく、ざんねんなSAとなってしまった。