自営業者と厚生年金受給 2022.3.30

制度改正を受け、来月4月から月額給与と年金の受給額合計が月47万円を超えると老齢厚生年金の支給額が一部減額される。

厚生年金の「在職老齢年金」制度

だけど自営業者やフリーランス、老齢基礎年金のみを受給している人は減額されない。(所得の把握が技術上できないからか)

えーっ、ずるい


ぼくが会社勤めして一定の給料をもらうと減額制度の対象となる。

だけどぼくはいま自営業者だからいくら働いても厚生年金は減額されないもんねー。老齢厚生年金減額制度があるかぎり自営業者やるもんねー。

ずるくてもいいもんねー。

まだ、働く気まんまんだしこれは大きい。そこそこ働けば減額がはじまるように制度設計されている。

年金がそっくりそのまま残るような暮らしにするつもり。


定年後、ご隠居みたいにうだうだぼやぼやしているのもいやで一念発起し社会保険労務士を受験したが見事に玉砕した。1ラウンドKOの秒殺だった。

いじわるで、落とす気満々のやさしさのかけらもないプーチンのような悪性資格試験だった。

前年の合格率が3%だったというのが唯一のすくいだった。


まして、「社会保険」分野はともかくとして必要をあまり感じない「労働法」の分野にもそうとう学習時間を投下しなくてはならずいったいこの試験に合格する方はどのようなおかたなのだろうと戦意を喪失してしまった。

ともに受験し桜の花のように散っていった同業者の白髪の友人(通称剣道七段)は心折れることもなく懲りずに翌年も受験した。

上戸彩の名前がでてきなくて「ほれ、あの」と四苦八苦しているじじいたちのお受験。そしていま、「社労」の「社」の字も試験のことも口にすることもなく黙々と仕事をしている。


作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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