妻の使っている台湾のACERノートパソコンの性能は低価格相応にひどいもので立ち上がるまでしばらくえんえんと待ち続けなけばならず、ソフトの起動も日が暮れるのではないかというくらいに遅い。その間本でも読んでようかと思わせるくらいのんびりしている。「さいあく」だった。
久しぶりにさわってみたがとても作業に耐えられるものではなく、ひぐらしPCを使う妻があわれで不憫になった。じぶんばっかさくさくいいのを使ってずるい、と思った。
わかった。もうこんなパソコン使わんでもいい。
わしの購入して3年目になるWindows Surface Pro6をゆずっちゃる。ノートPCはわしより使う頻度が高いようだから。
このノートはスタイリッシュで高機能モデルで「C端子」がないことを除けば大満足で使ってきた。
解像度も申し分ない。ただし12.3インチ。
後継機であるWindows Surface Pro8にしようかと考えたが、ディスプレイサイズを15インチにしてより動画を楽しめるよう「持ち運び」タイプではなくなるけどSurface Laptop4を選んだ。
ただCPUがIntelではなくAMDのRizen(値段の関係)となる。
ながいことCPUは世界的にIntel社の牙城であったが、Intelがその座にあぐらをかいているあいだにAMDがとんでもないCPUを世に出し驚きをもって迎えられた。それがRizen。
しかも、Surface向けのモデルを内蔵している。
日本のFujitsuなどのメーカーも選択肢に入れるべきなんだろうが気が進まない。
機能はともかく「ぶあつく」「ぶこつ」なのだ。美意識の違いなんだろうか。アップルもそうだけどスタイリッシュさではかなわない。日本人の美意識はあのごちゃごちゃして醜い町並みはべつとして世界に誇れるものだとは思うのだけど。
ディスクドライブもなし、SDカードソケットもなし、あれやこれや接続関係がどんどん減っているのがいまのノートの趨勢。
USBーC端子×1、USBーA x 1(なんでいまさらA?)、イヤホンジャックだけのすっきりしたインターフェース。
ディスプレイはぐっと大きくなったし、専用のアークマウスは貝型マドレーヌのような超薄型でブルーツース接続なのにUSBの子機を本体に接続する必要なし。