グランドオープン初日、さっそく体験してみる。
ここはルネサンスとはまったくといってよいほどコンセプトが違う。
いつも使う人の顔ぶれが同じようだったスカッシュゾーンはつぶされてベンチプレスなどのウェイト重視のヘビー級のマシンで埋まった。
どうやらあくまでトレーニングマシンが主役である。
フィットネスクラブではなく名前の通り「ジム」である。
まだ、スタジオは稼働してないけれどそんな印象を受けた。
だからここはおばさんたちの社交場にはなりえない。
おしゃべりしにくる施設ではない。
彼女たちにもてようとしてきていたじさまたちにもここのマシンはきついかもしれない。
このミステリーゾーンの入口のような黄色いギザギザ文字が覚悟のない人を寄せつけない「道場」のようでもある。
「極真カラテ」の指導をうけることもできる。
本格的に体を鍛えようとしている若い女性しか目につかない。
これからはもう、あの大きな甲高いおしゃべりのうずにまきこまれることもないだろう。
1年前にお家取りつぶしで離散したなかよしクラブルネサンス大好きの高齢者たちはもうもどってくることはあるまい。
ルネサンスのマシンがおもちゃに見え、どうやって使うかもわからないマシンもたくさんある。
ようするに本格派、正統派の「ジム」である。
シニアはシニアでもたそがれているシニアはびびってやってこないだろう。
ショップにおいてあるグッズからして違う。
これからは65歳の男一匹、この「ジム」でしっかり、そして無理なく鍛えようと誓ったやさき、帯状疱疹とおもわれる発疹が胸と背中にでてしまい、ヘルペスくんがやめとけといっちょるようでもあり。
かゆみも痛みもさほどひどくないし病院にいかなくてもいいのだろうか?
帯状疱疹は地元では「どうまき」と言っていた事をフッと思い出しました。病院には行ってくださいね!
はい、ヘルペス虫による虫刺されにちがいありません。ちくちくし始めました。さっそくやけに明るい先生に診てもらいます。