いわずと知れた永遠の若大将のお父さん。
昭和を駆け抜けた二人の大スター。
日本映画全盛時代を支えた上原謙、佐野周二、佐分利信の松竹大船三羽烏と謳われた3人だが
本日は気品あふれる上原謙を特集してみる。
お父様は鹿児島の人。
鹿児島はいい男の一大産地なのだそうな。
西郷輝彦、森進一、榎木孝明、坂上二郎、哀川翔、長渕剛、若島津、恵俊彰、綾小路きみまろ、サンシャイン池崎、、、
女性では榮倉奈々、上白石萌音、中島美嘉、、、
昭和50年、66歳のときに37歳年下の元クラブ歌手の奥さんと再婚している。
これはおだやかではない。
10歳年下くらいなら許しもしよう。
下手したら(下手しなくても)娘の同級生といっしょになるのと同じだ。
妬みをベースに倫理上、社会通念上の諸問題が上乗せされこころがざわつく。
やはり、プーチン同様大スターであるおいらだったら「なにをやらかしてもいい」という思い上がりがあったのだろう。
手を伸ばしてはいけない土地、領域、ゾーンをあきらかに領空領海侵犯している。
そのゾーンの女性たちはその同じ年頃の男たちの手に委ねられるべきであることは国際規約にも定められている。
再婚相手は29歳ということだ。
そして、よほど足腰まわりがしっかりしていたのか67歳のときに長女を、さらに71歳のときに次女をもうけている。
次女仁美凌は若山富三郎の長男と結婚するもその後覚せい剤使用でともに逮捕される。
上原謙を支えていたのが「毎日の健康体操屈伸運動30回、腕立て伏せ30回、ジョギング20分で、野菜と魚中心で肉は控えた生活」でアルコールは夜の生活に差しさわりがあるとかで一切厳禁だったという。
「婦人は四十代いっぱいで生殖能力が枯渇する、しかし、われわれ男性の場合、70代はおろか80代は、90代、鍛え方次第で立派に現役維持ができる。」と自信を失って落ち込んでいるおとうさまたちの前で公言豪語されている。
上原謙さんは実践し証明されており、自分も「鍛え方によっては」やれないこともないかもしれない、と希望が湧いてくる。
いまなら快適夜の生活TVコマーシャルにさくらいらずでひっぱりだこだったろう。
「ディスカバー・ジャパン フルムーンキャンペーン」の国鉄CMがヒットし、フルムーン旅行でやってきた旅館の宿帳に「上原謙、高峰三枝子」と記帳する勘違いあほ夫婦(違うかもしれないが)があらわれるしまつ。
年を重ねたご夫婦の新婚旅行をふたたび国鉄のグリーン車乗り放題で、とでもいいたいのだろうか。
しかしながらこのシリーズでは永遠の二枚目の上原のしょぼくれた姿が圧倒的な体躯の高峰に圧倒される結果となった。
二人合わせて80歳以上からスタートしたはいいが、JRは考え直して年齢資格を88歳に引き上げた。
JRの「資格要件会議」の議事録をこの8歳引き上げの理由を知るためにぜひともみてみたい(≧▽≦)
いまなら二人合わせて120歳以上でいいんちゃう?
あのトーマスパーのことを思いだした。
1653年に亡くなったイングランド人。真偽のほどは定かではないが152歳まで生きたとされる。
上原謙さんはその能力と実力を自慢されているようだけど、このかたは80歳になって結婚し、一男一女をもうけた。(ふたりとも幼くして亡くなる)
さらに、105歳のときにキャサリン・ミルという女性とのあいだに不義の子をもうけ、逮捕されている。
上原さんは戦意喪失してぐうの音もでないはずだ。
その偉業?と長寿にあやかって醸造されたのが、
昭和60年ころもてはやされたスコッチで1万円くらいしていた。
ジョニーウォーカー伝説が下火になっていたころだった。
66歳、だからどうした。
ぼくも健康体操のセットはやれなくはなさそうだけど、ビールをやめろといわれたら、29歳の若妻との再婚はあきらめるしかない。
以前、加山雄三さんが日経新聞の「私の履歴書」に連載していた記事の中で幼いころ「いじめ」にあっていたことが綴られていた。
「おまえの とーさん うえはら けーん」と悪ガキたちからからかわれていていやだったと。
若大将の健康状態を心配しております。