上野寛永寺五重塔 : 大江戸歴史散歩を楽しむ会 (exblog.jp)
「最暗黒の東京」を読み進むうちに次から次へとキーワードにつかまり収拾がつかなくなってきている。
著者の松原さんはこの著作を世に出す前に「日本名勝地誌」の北海道編の執筆を担当し、函館から札幌を歩き回りそのさいであった北海道最高峰「ヌタクカムウシュペ」を「大雪山」と命名している。
鳥取の美保関を望む淀江(現・米子市)がふるさとの彼が、名峰「大山」と山容が似ていたことから名付けたのがはじまり。
たしかに大山を思わせる連山ふうの巨大な山塊だ。2291M。
伯耆富士と呼ばれる大山はエイリアンのような東西に横長な頭をしており縦から眺めると富士山みたいな顔に見える。
フィールドワークの達人であることからその後は従軍記者として日清戦争のようすをレポートし、当時の戦争それいけいけどんどんの時流に乗って博文館より出版された「東洋戦争実記」などの労作はおおいに売れたとのことである。
ところで「最暗黒の東京」に飯屋があった「牛込揚場町」の地名があがっていたため、いまのどのあたりだろうと探ってみたくなった。
というのもいまの「揚場町」はJR飯田橋と神楽坂の間くらいでそのむかし仕事でご縁があったところで、四ッ谷界隈と同様にいわくありげな地名があちこちに残っている地域である。
そこでヒットしたのが「WAKO226」渡辺功一さんのブログで「江戸の散策を楽しむ会」を主宰されている。やはり「城郭」「名所・旧跡の遺構」にずっぽりはまった職業が「定年退職者」の先達である。(*^。^*)
とても参考になる。