最終的に残ったのは3社。そしてHondaのディーラー。
数万の違いならオートバックスカーズにしようと腹を決めていた。
ネクステージの若い担当者は商品知識の豊富さ、顧客対応力、フェアな姿勢、あらゆる面で優秀なバイヤーだった。もし、人を雇うならこの男が欲しいとさえ思った。
しかし、3万円アップの壁にあえなく脱落。
もう一社はぐらっとよろめくいい条件をだしてはくれたが、じつはまだ本部決裁がとれておらず、「おおかみ中年いうだけ番長」だった。(´Д`)
その「よろめく」価格をオートバックスにどうかともちかけた。
担当が若い子だったらむづかしかったろう。彼はやさしいなかにもリーダーとしてのすごみがあった。
セールスマンの質がかぎを握る。
落札!
Hondaのディーラーも無理していい条件をだしてくれていた。Bモーターよりも。
ディーラーに持ち込むと査定は0円になるといっていたBモーターのロシアみたいなうそつきの女の子にはきつく注意しておいた。
違う担当者であればこれほどの嫌な印象はもたなかっただろう。結局Bモーター査定金額よりも6万円アップでの商談成立となった。
決めたあとになってネット上の顧客満足度のランキングをみてみた。
なんと1位がオートバックスカーズだった。
最初から評判をチェックしておけばよかった。あの部品屋さんが中古車の売買をしていることも知らず、査定にきてもらうのを断るところだった。
アップしてもらったぶんで7人乗りとなったステップワゴンでおいしい焼肉でもどうだろう。
新築直後に襲来したコロナで控えていた家族での外食も再開しよう。
それにしても、中古車ディーラーという仕事は「勾配きちい」。
山で獲物を狩ってくるハンターのようだ。
生きている「獲物」を仕入れて、新鮮なうちにすぐさま転売する仕事。腐った不良在庫は許されない。いい車の争奪戦には監禁、おどし、囲い込みのうわさがつきまとう。
ひとときも休むことはできない。
永遠に「転がしていく」定め。
車だからしゃーないか( ^^) _旦~~