12月になるのを心待ちにしていた。
もみじの植え替えの適期は12月からで、その期間もとても短い。
「あかしぎたつ」という品種は代表的な「いろはもみじ」の園芸用のもの。
オリーブだのミモザなど迷ったけれど、庭に「和のテイスト」を加えたくなった。
京都のみごとな紅葉に見とれていたら魔女のもみじに魔法をかけられてしまった。
島忠ホームセンターで用土をそろえる。
もともと渓流沿いなどに自生する、半日陰を好み、水が大好きな子。
成長すると高さが5メートルくらいになるため植える位置は家と塀のほぼ中間点におく。
骨粉、魚粉などをブレンドした油かすを深く掘った穴の底に混ぜ込み、赤玉土などの保水性と撥水性のいいものをベースに腐葉土をしいて渓流沿いで育った環境にできればしてあげたい。
中伊豆のホームセンターで一目ぼれしてしまった元気のいい子。
うちにきてよかったとしみじみ思ってもらうために土を掘り起こながら石ころなどを丁寧にとりのぞく。
こどもたちと同様、親と場所を選べない。
中腰での作業は「勾配きちい」。
クラスで一番大きくなってしまった孫を埋められるほどの穴はもうとうてい掘れない。
そして、いよいよお輿入れ。
腐葉土を羽毛布団のようにかけてあげて、5色の玉砂利で同級生の女子たちなみにおぞましく厚化粧する。
地底から悪魔を呼び出すために魔法陣になっている。
水をたくさん、たくさん撒く。
冬場はしっかりお休みしてもらう。
かあちゃんの部屋の真ん前の秋の紅葉が楽しみ。
その楽しみと引き換えにしばらく腰のまがったじいさまになっちまった、、、
リハビリにジムでおふろだけ。
ジムでトレーニングしているからこれくらいですんでいると思う。
ゴールドジムに通うようになって腹筋が割れてきた(≧▽≦)