「丘は花ざかり」(日活・1963年)小学1年生だったころの景色 2023.1.20

浅丘ルリ子と川路民雄、そして二谷英明が織りなす青春ロマン!

東映と東宝に偏っていた映画遍歴だけど、青春物で売り出していた「日活」も当時の風俗と日本人をしっかり活写し切り取っている。

昭和30年代がなつかしく思い出される。

夏休みに過ごした祖父母の家での思い出が間取りもそのままによみがえる。女優のように美しかった叔母もいとこたちもいた。

おちゃめな浅丘ルリ子はすいかを配達に来た八百屋のおやじに320円だったところ300円に値切る。初任給が2万円くらいだったのでは。

白黒テレビも。

「逃亡者」、「コンバット」、「シャボン玉ホリデー」、「夢で逢いましょう」や「てなもんや三度笠」、東芝や雪印のアイスクリームのCMも。ぼくのアイスクリーム生活は「ホームランバー」で終わった。

たいてい女子はワンピースでパンツまる見えだった。

土管が置いてある遊具のないただの空き地でも楽しかったのが昭和。

遠足の水筒。

松本へは深夜11時初の夜行列車もあった。いまなら特急あずさで新宿から2時間半ほど。

学生が駅弁を売っている。登山客の姿も。その後もスキーもほとんど上野発の夜行列車があたりまえだった。

中学生も旅行の時なぜか学生服を着ていた。

二谷英明扮する編集長に心を寄せるルリ子との成り行きは、、、

学生時代にこの原作者の「石坂洋二郎」を読んでいるといったら馬鹿にされたこともあった。

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください