道の駅「留萌(るもい)」そして「増毛(ましけ)」2023/4/27

旭川を見限って旭川鷹栖インターより高速道路で留萌へ。やはり、海に誘われる。道内の高速道路は意外に整備されていなくて札幌を起点に小樽、旭川、帯広、苫小牧函館方面に向かうルートのみ。深川から留萌は無料区間。

留萌の道の駅はまだ営業開始時間外。キャンピングカーの立派なワンちゃんと一緒のご夫婦とお話をする。

種類はなんというのですか?と尋ねたら「なんちゃらなんちゃら」と「アフガンなんちゃら」ということだった。わかりもしないのに聞いてしまったが「いい天気ですね」ではふさわしくないあいさつ。

一所懸命に骨を🦴齧っている。


海が見える。ほっとする。ここでも「日本海」というのだろうか。

朝食抜きで出発して、とりあえず食いっぱぐれのないようにコンビニに寄る。駅の近くにはなんかあるはずだと構内に入ったが、駅舎は廃屋となっていた。とっくに廃線となっていたのだ。

今日の目的地は「増毛」漁港。

江戸時代に津軽藩の出先機関も置かれた重要な港。

明治から昭和初期の歴史的な建物が残され、往時の繁栄ぶりがしのばれる。

駅舎も観光施設として残されている。

駅前食堂。

漁港は、


魚市場の目の前にある「遠藤水産の港町市場」は朝9時にオープンする。

ここはかつて「運上所」(年貢を納めるところ)の跡地。

やはり、カレイは主役のひとり。

タコや甘えび、ニシンに、

タコは🐙プチプチに触りたくなるのか、触らないでねとの注意書きも。

ニシンはどこでも実力不相応の格下に位置付けられている。江戸時代は昆布などとともにとれなかった米と交換するために北前船に乗せられ、瀬戸内の綿花の肥料にされていた不遇の過去をもつ。米がとれなかった時代の菜の花の沖の、司馬遼太郎の世界。

いまでも、にしん蕎麦として京都の人たちにはなくてはならない子たち。


さて、ここへやってきた目的のひとつ。

甘えび。冷凍ものではなく、この港で揚がった地物。

冷凍もの特有の水っぽさがなく、生は宝石のよう。ぷりぷりして甘くもっちりおいしい^ – ^

すでに回転寿司のファンになっている4歳と2歳の末恐ろしい孫2人に冷凍ものだけど本物を送る。

ぶりの刺身を買ってくると、2人の間で争奪戦が起こるほど魚に目がなくなっている。



心当たりのある2人の同窓生に「髪の毛が増しますように」とお祈りを( ^ω^ )

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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