(ミサワさんのサイトより)
老後の生活資金が不安だ、
かといって銀行はこの年じゃお金を貸してくれない、
どうする?
ー そんな時にはリースバックがオススメです!
まとまったお金を手にすることができて、そのまま亡くなるまでその家に住んでいただけます!
そして、その家を子供さんが買い戻すことも可能です。
いま、リースバック契約書の現物を眺めている。
そして、ため息をついている。
リースバックのメリット10選。家をリースバックするメリットを通常の不動産売却と比較して解説! | 持ち家リースバックの窓口 (xn--pckta4a1c6gme.net)
このサイトはわかりやすく説明も誇張することなく自然体。
ただ、多くの業者はいくらで家を買い、そして毎月いくら家賃を払い、いくらで買い戻しができるかの説明はない。
契約する前に相談してくれればよかった。リバースモゲージを利用できたかもしれない。
①物件は練馬区の住宅街にある平成7年に34百万で購入した一戸建て住宅で、敷地は25坪ほど(地方の人にはわからないかもしれないが東京には当初60坪だった土地を買いやすくするために半分にして分譲するというスタイルの狭小物件が東京の区部には多数ある)。
坪単価は138万円。
②お客さんはまとまったお金が必要となり、「リースバック」契約を業者と結び17百万円で売却した。
坪単価は30万円。
購入時の2割で買いたたかれている。
29年前の購入時から建物は別として決して地価の下がっている地区ではない。
③住み続けることはできるが月9万円の家賃を業者に支払わねばならない。
④亡くなったあとに子供が買い戻すことができるが、
売った時の金額に
300万上乗せして買い戻す契約となっている。
子供たちがもうこの家いらないとなれば、業者は買いたたいた仕入値で売りにだす。
あるいは売却せず他人に貸して家賃収入を得る。
わかりやすくいおうか。
その昔、
お金に困ったじいさまとばさまは、泣く泣く娘を女郎として売りに出すことにした。
いやがる娘をなだめ、せきたてて送り出す。
置き屋に足元をみられ、わずかなお金で。
おまけに娘の面倒を見る見返りに月々相応の負担金を業者は要求する。
不憫な娘を見かねた両親は娘を買い戻そうとするが、もとよりお金など工面できるわけもない。
しかも30両も上乗せするんなら返してやると。
法外な値段で売ったことに間違いはない。所有権の移転はなんの問題もなく行われている。
死後、買い戻されるケースはまれではないかと思われる。
ただ、相続税の対策としては使えなくはない。
土地の評価を現金化することでこのケースのように相続の前にいったん時価の2割ほどに下げることはできる。
相続後に買い戻すか、他人に賃貸するか。