みずほ証券の倉持氏の解説でもやもやしていた疑問がすとんと落ちた。
エヌビディアのGPUは自作PCの世界では知らない人はいない。
「G」グラフィックをつかさどるユニット。
CPUの内蔵GPUでは処理しきれない画像や動画に合わせた高性能なグラフィックボードの会社だった。
ゲーミングに興味のなかったぼくには縁がなかったがゲーマーたちには必須でパーツだけでいいものは10万円を超える。
このエヌビディアというオタク向けのグラフィックボードの会社の時価総額(企業価値)が急増しトヨタの5.5倍となった。
倉持氏によると、
この会社がなぜこんなに大化けしたかというと
1 GPUは「画像処理半導体」である
2 「画像」みて瞬時にこの画像がなんであるか判断するためには膨大な計算が必要となる
3 これをCPUのような「0」と「1」の世界で指示をしていくのではなく、
4 並列のPCで同時にざーっと計算していくことではじめて画像がなんであるかわかる
5 エヌビディアがこれまでゲーム用につくってきた半導体がこうした作業に向いている、ということがわかった。
6 これが生成AIに不可欠な半導体となった
とのことだ。
CPUは64ビットでできている。
もはや64ビットの指示系統では解析ができないほど膨大な作業となってきているということか。
社長はジェンスン・フアン
台湾の台南市生まれの中国系のアメリカ人
全世界から頭脳が集まる。これがアメリカの強さ。