Dマガジンで読めるのだけど、買った。
手元に置いておきたい。
五木寛之の「親鸞」とともに。
この二人をあわせて追いかけるために。そうでなければ浄土宗は理解できない。
もっとも、宗教は「理解する」ものではない。
小倉にあった浄土宗のお寺から大分の同じ宗派の大分のお寺にお世話になることになった。
浄土宗では住職さまのことを「和尚さま」、「御前様」と呼ぶ。
二人の和尚さまはお互いをよく知る友人で安心してお預けすることができた。
義弟の父がこのお寺の檀家総代だった。
大分の「安養院」の和尚さまはとても気さくなかたで、それをいいことに
法然の教えについて、またその出自について生意気にもお話させてもらった。
美作(岡山)の出であること、お父様はいまでいう県警警察部長のような役職にあったこと、お母さんが「秦氏」の一族の出であったこと、幼いころ目の前で父が暗殺されたこと、
お経の中の言葉の意味を問うて教えてもらった。
「ここまで知っている檀家はおらん」と目を丸くして驚かれた。
浄土宗開宗850年 東京国立博物館
歌舞伎の乞食坊主の「法界坊」はここからきているのだろうか。
「散華」は特攻隊で散っていくときに使われる。
仏を供養するために花を撒くことをいう。
「散華楽」とは仏を迎える準備のこと。レッドカーペットを敷くこと?
特別展「法然と極楽浄土」/【東京展】2024年4月16日(火)~6月9日(日) 東京国立博物館 平成館 (yomiuri.co.jp)