3千メートル級の山々が連なる八ヶ岳、南アルプス、そして富士山に囲まれたさくらんぼと桃の里の、高速道路のインターの目の前に造成中のコストコとオープンしたばかりのちっちゃな商業施設がある。
コストコのやつ、高速道路の全通を控え静岡方面からの客を狙っているな。したたかな戦略だ。
甲府の駅前はみごとに衰退してしまい、郊外のモールにここでも人は流れる。
コストコこばんざめ狙いではあろうけどこの施設はこじんまりしすぎ。まだ完成してないとはいえね。
ワインコーナーが充実している。
ワイン一升瓶文化があるこの地域で、地元の人たちにどう映るのだろうか。
火山灰土でとうもろこしはおいしく育つ。糖度15度以上だと!
3500円って、誰が買うん?
家賃に加え、施設の造成費、管理費、共通レジの購入費、割高な内外装業者の指定などイオン同様いろんなのが上乗せされるから高くなるのは仕方ない。ぼくはここでは何も買う気がしない。
駅弁もJRに30%上乗せされるわけだし、千円超えがあたりまえになるのは当然のこと。
ワインは醸造元で、桃は問屋にいく。
ただ、このショップは「印傳」を扱っている。
鹿の皮の小物。甲府の駅前にある老舗のファンなのだ。
このとんぼの柄は武士に好まれた。
「とんぼは前にしか進まない」から。
珍しいのはこのショップで、マウンテンバイクで実際にコースを走ることができる。
きっと子供たちは喜ぶだろう。
レジはセルフがデフォルト。
あとは気になる店はなし、と手厳しい。