よりによって、新名神高速道路でパンク!2024/11/15

世の中には「よりによって」がたくさんある。

なんでこんなときに?

「よりによって」くんはあんたの都合などおかまいなしでやってくる。


いつものように午前2時に用賀インターから東名高速に入る。

今回は目的地北九州のところ山口県の周南市のコンビナートのまち「徳山」までいくことした。「訪れたことのない街にいってみようシリーズ」だった。

事故渋滞などに巻き込まれなければ昼過ぎには到着するだろう。

快適にクルージングをして「宝塚北サービスエリア」で休憩をとる。

このSAにはとくに寄らなくてもよかったのだけど、お気に入りのSAだったから、よってみっか、だった。

ただ、この「よってみっか」が運命を変えることになった。


 

神殿のようなトイレによって、車に戻る。

ふと、前輪の右タイヤがへたっている感じがした。

ぺしゃっている。

異変を感じてエネオスの給油所で空気圧を計り、パンクしてないか試すことにした。

タイヤ周りをチェックすると「ビス」のようなものが刺さっていることに気づいた。


すぐに三井住友興和損保に連絡してレッカー車の手配を依頼した。

すると30分ほどして2人の若いあんちゃんが到着した。

なぜなの?シリーズ

①なぜ、トラブルが高速走行中でなかったのか

②なぜ、宝塚北SAに寄ろうとしたのか

③前輪の右タイヤでなかったらどうなったか


先月のHONDAの6か月点検のとき、タイヤを交換する予定だったが、溝もあるし半年後でもいいといわれて交換待ちのタイヤだった。

だからスペアタイヤだのあれこれいわずに4本とも履き替えるつもりで、近くのオートバックスにレッカー車で運んでくれんね、とあんちゃんにたのんだ。

すると、宝塚SAから30分ほどの西宮北インターの近くにオートバックスとイエローハットがあるけど「レッカー車」の乗り入れに向いているのはイエローハットだという。

あらかじめ、適合タイヤの在庫の有無、作業が可能かを確かめ、さらに店舗到着予定時間を伝えたうえで店舗に向かった、のもぼくの判断としてよかったかなと思う。

④これが宝塚北SAでなく、北海道幌加内郡稚内紋別町足寄牧場の近くだったらどうなっていたか。

⑤これが三井住友興和損保でなく、やらずぼったくりのはたぼー損保だったらどうなったか。


イエローハットのとなりの「丸亀製麺」でタイヤ交換のあいだにお昼にした。

レッカー車に載せられ護送されイエローハットにつくまでのあいだに2人のあんちゃんと大阪や宝塚や大阪万博の話をして楽しく過ごせた。

大阪と神戸の気持ちのいいあんちゃんたちだった。若い子たち捨てたもんじゃない。

玉木んぐのお相手のグラドル大泉よ、こんな若者と交際しなさい!


レッカー車に乗ったまま高速の深夜割引はいったんETCカードを引き抜いてインターチェンジのおじさんに渡して精算してもらった。

割引なしで再入場することになるけどしゃーないとあきらめて。

気を取り直し、徳山に向かう。

なんと、「深夜割引」が引き継がれている。

病人扱いで引き続き「走行している」ことになっている。

気がかりだったホテルの予約をキャンセルすることもなく、夕方にはチェックインすることができた。

もっともキャンセルしてもどこででも車中泊できる。


パンク関係なしにタイヤはもともと交換するつもりだった、

レッカー車の手配はもちろん保険ですむ、

高速料金は途切れることなく全区間3割引きとなった、

つまり、この件での余計な出費はなかった。

もちろん余計な出費がなかったことがただちにいいことであったり、幸せではない。


パンクがきっかけでタイヤ交換した、それだけ。

世の中はいろいろな偶然が組み合わさって流れていく。

この歳になってみると、みんなのしあわせを願いながら暮らしているとその偶然の組み合わせ方がかわってくるような気がする。

ぼくの神様は仏でもキリストでもないけれど、そんな神はきっといる、というか電気のような存在が「在る」。

一期一会となろうレッカーのおにいたちといろいろ話せた。

いろいろありながらこのトラブルをやりすごせて、ドラマチックな展開を楽しめさえした。

⑥なにごともなかったように徳山の街を散策しているのも「よりによって」?

なにより、事故となりほかの人たちを巻き込むこともなく、ぼくはケガもなく、レッカー車ではなく救急車に載せられることもなく。


損保の対応はほぼ完ぺきといっていいくらいだったことを付け加えておく。

そして、イエローハットのスタッフはさきほど示した金額ではなくいまキャンペーンをやっており、5,000円割引させてもらいます、と笑顔でレジに立った。

いわなきゃ、そのまま払ったのに。(有)はたぼー興産とは大違い( ^^) _U~~

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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