有機ELTV65インチそして「指定価格制度」 2024.12.17

いまの液晶TVが7年目。そろそろ買い替えの時期になった。

いまさら同じシャープの液晶アクオスにする気はなく、思い切って有機ELにするかだけどお値段が悩ましいところ。これから7年どれを選ぶか。

最高位モデルの「MicroLens」パネルは無理として、「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」でいくか。

ご存じの通り、有機ELTVは電気をたくさん使う。

電圧をかけることで有機物が発光する「有機エレクトロ・ルミネッセンス」という現象を利用したTV。

ただし、バックライトがいらない。で、薄い。

画素ごとに発光・消灯できるため

完全な黒

が再現できる。

この「黒」に吸い込まれる。漆黒。

液晶と見比べると一目瞭然で液晶も「ミニLED」バックライト搭載とかで背伸びしているがしょせん液晶。

電気代はずばり、

有機ELは液晶の1.5倍。

ぼくのばあい夜明けをはさんだPCモニター中心の生活でTVの視聴時間は朝食時のモーニングショー以外は録画した映画など午後2時から3~4時間程度にかぎられる。息子は自分の部屋のTV、かあちゃんは日中は仕事?で深夜にNetFlixでなにがおもしろいのかチソンというやつの、あんにょんはしむにか、ハングルグルクンチョングルスミダ、とかの番組をながめている。

だから、年金生活のじじばばの、日中TVつけっぱの生活スタイルとは異なる。


もう、美人に出会ってしまった以上、液晶にはもどれない。

シャープアクオスは台湾企業に食い物にされてこれから先が見えない。

東芝も原子力に手を出して大やけどを負っていて復活の見込みもない。

かといって、中国産のTVなんて自動車同様まずほしくない。

だとすると見事に業績を回復したSONYか、リストラの嵐のまっただなかにいる「まねした」電機のビエラとなる。

ところがSONYは強気な価格帯で手が出ないところにさらに手がとどかない。


すこしでも安くならないか、おひさしぶりの価格ドットコムで比較する。

すると、なんと、



 

かけっこでいえば、ゆとり世代のあの、21人の子がなかよく手をつないで1着ゴール、2位はいきなり5人同時に22着。

もはや価格ドットコムは機能不全となっている。

価格競争を放棄して「まねした電機」の圧力のためなのか価格もまねした談合、カルテルの状態にある。

なんだか、いや~な気分。

どこで買っても同じ値段で、おそらく値引き交渉の範囲もどの小売店でもすりあわせ済で、指導に従わなかった業者には商品を卸さない、ということになっているのではないか。

調べてみるとその理由はこれ。

「メーカー指定価格」や「値引き不可商品」、「条件付販売」

値引き消耗戦を避けるため、メーカーの開発費の確保のために、上位モデルのみメーカーにより、メーカーのために設定されている。

てことは、正月などの大セールがあっても関係ないっちゅうことか。

販売店のカルテルではなく、談合でもない。

徹底していて量販店のポイントもつかない。

家電の販売価格を「販売店」ではなく「メーカー」が指定できる制度

パナソニックの「指定価格制度」について【値引きできません】 | パナブログ (panablog.net)

 

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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