歌舞伎町 一触即発のバトル 2025/5/16

金曜日の夜、喧嘩自慢がまっすぐこちらに向かってくる。

喧嘩は夫婦喧嘩くらいしかしたことない。

椎名誠さんによれば、大勢の相手の場合は、一番強そうなやつをやっつけるか、一番弱そうなのをぼこぼこにして逃げる、の二択だそうだ。

それにしてもこれだけいたら、ぼこぼこもたいまんもない。

どいつにするか。

みな、強そう。

けんか上等ネキもいる。

逃げ場がない。

こっちは70歳のじじいと年金もらいはじめの65歳、そしておいらの3人だけ。

70歳は竹刀さえ持てば無敵だけど、この状況では前面に押し出して盾にするしかない。

ぶよぶよの内臓脂肪の塊がダメージを減らしてくれるはずだ。

65歳はヘリの操縦免許保持者はお調子者だから、形勢不利と見るや、相手の集団に寝返る可能性もある。

今日は居酒屋での定例の近況報告会を終えて新宿駅に向かう時に戦闘集団と遭遇してしまった。

なんとか外国人をかきわけて駅にたどりつかないといけない。

駅前広場は人で埋め尽くされている。

かつて3年ほどこのあたりで仕事をしていたけど、これだけの群衆はみたことない。

ただ、その前に「スケッチャーズ」のショップを覗いて帰ろう。

最初に試着?したとき衝撃が走った。

こんな履き心地の靴があるのかと。

1万3千円もするけど、即決で買い求めた。

スムーズな脱着、適度なクッション。

チャイナがパクリを安く作って売っているのだろうなと思ったが、本家へのリスペクトにお金を捧げたい。

乱闘に巻き込まれることもなく、ぶじ地下鉄新宿三丁目駅までたどりつけた。

このにゃんは3年前に天国にいったうちの「ぽり」そっくりで、ぼくを探しているような気がした。

ここにいるよって手をふって。

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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