
火曜日、平日です。横須賀線の列車が到着するたびに、この混雑。
小町通りから鶴岡八幡宮に向かう観光客でごった返している。
北鎌倉に住む友人もオーバーツーリズムの観光公害に閉口していたっけ。
本日向かう先は「永福寺」。
追討により殺害された源義経の怨念を鎮めるために征夷大将軍に任じられる前に頼朝が造営を開始した怨念封じのお寺だ。
ちょうど「吾妻鏡」でそのあたりを読んでいた。
その後火災で焼失したため、その遺構が残っているだけ。
ここに伽藍があったことを想像力豊かにしのぶ。
鶴岡八幡宮の北東にあたる。
「鬼門」にあたる方角だ。
待ち合わせの時間まで由比ガ浜まで歩いてみる。
この日はすざまじい暴風で砂嵐。髪の毛がじゃりじゃりする。
喜んでいるのはウインドサーフィンの若者たちだけじゃね。





二代目将軍頼家が酒宴を催したとある。
頼家ときに18歳のときに征夷大将軍に任じられている。

無印良品のダイニングでなつかしい学生時代の友人と鎌倉ビールをいただこう。
大学のキャンパスからバスで30分の鎌倉はとくに女子たちに人気で彼女たちは講義をさぼり、手あたり次第神社仏閣めぐりをしていた。彼女たちと話をしているとたちまちあの頃、もう50年も前のあの頃にもどることができる。
