
仕事を進めていくにつれ難易度の高い事案にあたることになる。
はじめて練馬区役所15階建築審査課道路調査係で調べものをすることになった。おそらく一生この窓口で相談することはないだろうと思っていた窓口。
そんな窓口が世の中にいっぱいある。
道路には公道と私道があってこの私道の中に練馬区が指定した「位置指定道路」がある。
建物を建てるときには幅4メートル以上の道路に2メートル以上接していないといけな定め(接道義務)がある。
ここまでは「宅建」をひととおり勉強したからわかっている。
練馬区でよく見かけるどん詰まりの道路。
重機がはいらない4メートル以下の道路もあちこちでみかける。
建て替えをするときこの土地の共有者全員が同意しないと重機ははいれない。
本来ならこのきまりを満たしていなければ敷地の奥まったところには建物が建てられない。
そんなとき申請して区からこの道路に面しておれば建物が建てられるというお墨付きをもらう、ちゅうこっちゃ。
この暑い中、しかもお盆の時期に汗をかきかき大きな巻き尺ごろごろを持って先輩と二人で土地の測量をしてきた。
4メートル以上かを実測して確認する。
そして「位置指定道路」に指定されているかを15階で確認したっちゅうわけだ。
「42-1-5号」道路といえばすぐわかる。
いっぱしの測量士気分。
これからは遺産の評価と遺産分割協議を経て共有名義の土地の分筆を土地家屋調査士に依頼することになる。
今月69歳のお誕生日を迎える。
ほんらいなら毎日テレビばかりみて老け込む時期にまだまだ、いろんな経験ができることを楽しみにしている。
自分から獲物を追いかけるとき、苦労はまるで感じない。大変だとは思わない。
先週、全国各地で最高気温40度超えとなった。測量くらいで騒いでいるところ
建築、道路工事現場の方々のご苦労を思う。


ついでにいろいろ調べていたら、
外環道の工事のことも気になった。うちは関越道入口に近く、これが完成すれば東名高速と15分ほどで直結し、伊豆への道のりはとんでもなく快適になる。
たった16㌔ではあるけど環八の渋滞には40年悩まされてきた。

シールドマシンがんばれ!

シールドマシン「グリルド」はいまここにいるぞ!