
この若手たちがこれからの歌舞伎を担う。そのお披露目会。
友人と久しぶりに浅草へ。
あらかじめ筋を予習しておくのだけれども、「双蝶々曲輪日記」はハリーポッターのようにいろいろなシーンがあっるようで主役の関取「濡髪長五郎」の八百長相撲の場ではなく、「引窓」がこの演目に重要な役割をもつ「八幡の里引窓の場」だった。
調べると全9段のうち2段目が「相撲場」、そして今回の「引窓」が8段目とのこと。
情愛ものでありながら濡髪長五郎役の市川新八さんの力強く豪快な演技は見事であった。海老蔵一門の平成元年生まれ。
途中、近くの客席に市川右団次さんがやってきた。後進の指導育成に尽力されている。

浅草は今日も大混雑。
先週のあの殺人的な気温40度越えも収まっているけどよくみなさん次から次へと浅草にやってくるもんだ。
白人が目立つ。外国人比率は8:2ほどか。
いろいろ問題はあろうが、はるばる極東の不思議な島国にきてくれるのはありがたいことだと思う。
40年前に浅草勤務を経験しているが、夕方6時ともなるとお店も閉めていて仲見世に人通りはなかった。
どこの路地であろうといまでは家族連れの外国語が飛び交っている。




いきおい、インバウンド向けのエキゾチックなおみやげが並ぶようになる。
と、思えばユニクロの一番大きな紙袋を両手にぶらさげている旅行客もいる。
いい旅の思い出をもちかえってほしい。
公会堂からの眺め。
浮世絵では五重塔は浅草寺の右側にあったが、戦災で焼失して再建されていること、ほとんどの人は知らない。

江戸時代はプチ氷河期だった時期がある。凶作や疫病と重なる。

とうに忘れられた芸人も浅草でステージに立っているのがうれしい。

せっかくだから、老舗のうなぎ専門店でうな重をいただくことに。
今年の株の譲渡損益が今月ではやくも目標の100万円を超えた。
日経平均が43,000円を超えると機関投資家を含め疑心暗鬼になる投資家が湧いて出てくるため、いったん利益を確定してしばらく様子をみて、暴落?したときを狙う。