
夕方、にわかに雷鳴が鳴り響き、大地を揺るがす大音響とともに落雷。いくつも近くに落ちた。
東日本大震災に時にも停電はなかった。
ちょうど夕食のカレーの用意ができたときでよかったが、もちろんTV、エアコンはストップ、トイレも流れない。
すぐに復旧するだろうとたかをくくっていたが、結局2時間くらい復旧に要した。
暗くなる前にととりいそぎ水でシャワーを浴びた。
2階から孫たちが降りてきた。
ゲームができないとこぼしてはいるけど簡易発電機のレバーを回してライトをつけたりして非日常にはしゃいでいた。
東久留米では1時間に100ミリの雨量だったとか。
車にはサブバッテリーが積んであり、スマホの充電だけでなく電化製品も使える。

無理難題をふっかけるかぐや姫から「竜の首についている五色の光を放つ珠をとって持ってこい」といわれて部下に命ずるもふられて、激怒した大納言(大伴御行)は船を借りてみずから船出をする。
そして方角を見失い、暴風が船を襲い波に翻弄される、雷が荒れ狂う。雷鳴・雷光のすごさは言語に絶したとも。
「雷光」である「稲妻」は「稲」の「妻」との意味で電光によって稲が「実をはらむ」と考えらえた。
「はらむ」は「孕む」のことでしょう。
雷の力で孕む、か。なるほど。
「かみなり」の語源は、神が「鳴る」、神が「成る」の意味で大音響とともに神が出現する姿(竜)を表現したもの、とのこと。
角川ソフィア文庫「竹取物語」より。