
とうとう出た!
とはいえ静岡といどもいささか広うござんす。
静岡市以西はなかなか行く機会もないが、これでよしとしよう。
そのガイドブックがどれくらい掘り下げたものか、編集者が本気で取材したものであるかは、一番詳しいエリアのページをめくってみれば一目瞭然。
40年かけて歩いてきた御殿場、沼津、伊東、伊豆高原、熱川、稲取、下田、南伊豆町、雲見、松崎、土肥、戸田、大瀬崎あたりをチェックしてみる。

あらたな発見はない。
もう、情報をもらう側でなく、おすすめの店を提供する側でないといけないのかな。

市場食堂を謳っていながら、キンメダイを冷凍ものでだす食堂も紹介されていたり、取材力に疑問が残る。
先日の浅草の老舗うなぎやでも、「やっぱ三島の『桜家』のうなぎがいちばんだなぁ」とつぶやいてしまった。
うなぎ部門でトップで掲載されている。
すでにいったことのある店多数ですでに体験済み
おそらくいったことのない店も同じようなレベルの店が掲載されていることだろう。
沼津港の有名な海鮮食堂は、大根のつまが使いまわしなのか異臭がしてもう二度といかないと絶縁宣言した。

地球の歩き方はもう50年からのおつきあいで海外をふらつく旅の必携ガイドだった。
ネット情報などない時代に読者の口コミを信じてやばいホテル情報なんかも平気で載せていた。
というより体験者の口コミが唯一の情報源だった。
インド版なんか怖い思いをしたり、盗難にあったりと注意を促す情報を共有するためのリスク回避の役割もあってこれこそが正真正銘のガイドブックだったといえる。
いまでいうなら、日本三大ぼったくり市場情報なんかかな。
出版社が学研にかわってからもう、怪しくとがった記事など掲載せず、JTBなんかと同じような大手出版社のつくるつまらない、ありきたりのガイドブックになりさがったような気がする。
大手になるほど編集者が高学歴のおぼっちゃまになっていってしまうわけだから、仕方がないのだけど。
それでもまだ知らない世界があるようだからひとつひとつチェックしてみよう。
静岡、大好き!
