
丸六大夫(まるろくだゆう)さんのブログ
朝熊岳 萬金丹本舗跡 野間圀彦 金剛證寺 万金丹|ブラお伊勢 (oise.jp)
かぐや姫も百人ほどの天人を引き連れていよいよ月の都に向け昇天する。
未熟なおてんば娘が人間界で成長し、いとしい帝との別れのまえに、帝に手紙をそえて「不死の薬」の壺を献上する。
「どこの山が一番天に近いか?」と高官に問う。
ー 駿河の国にある山がこの都にも近く、天にも近うございます。
「もう二度とかぐや姫に逢うことはできない、とめどなく流れる涙に身を浮かべているようなわしにとって、不死の薬などなんの価値があろうか」
そしてその「不死山」の山頂で手紙と不死の薬の壺を並べて燃やすように指示した。
月の姫と日本の帝の結ばれるはずのない恋の結末。
古代中国の仙人信仰で飲めば三日で仙人になれるという不老不死の秘薬「金丹」があった。
「金」と「丹」(辰砂)、そして「水銀」を調合してつくるらしく、劇薬ゆえ、命を縮め廃人になるもの続出。
辰砂の化学式はHgS、水銀と硫黄が結合してできる(硫化水銀)、げっ!
この仙薬は伝説によれば「月の国」や蓬莱山にあるという。
なるほど、「美」と「危険」を秘めた赤いかがやき、か。




萬金丹 – 伊勢くすり本舗オンラインショップ (isekusuri.co.jp)
