
かあちゃんは72歳で言わずと知れた「情報弱者」だけども、スマホはそこそこ使いこなしている。ZOOM会議もやっているくらいだからまぁマシな方かもしれない。
このたび、6年間使ったiPhoneSE、UQモバイルをiPhone17に機種変することになり、ぼくに助けを求めてきた。
ショップに持ち込めばかんたん、かといえばそうでもないらしく、スタッフによってはかんたんではなく、苦労するらしい。
なにより、お金がかかる。
ぼくは携帯ショップのことを嫌っていて、情弱の高齢者を食い物にしてお金をチューチュー吸い上げるところと思っている。
しかしながらなにもわからない高齢者からよかった、よかった、ありがとうと感謝されることも多かろう。
でも、なにか弱みに乗じて高額の手数料をいただくビジネスにはかかわりたくない。
だから、自分でやる。

iPhone17にはSIMカードのスロットがない。
「物理SIM」がなくなり「eSIM」に移行した。だもんだからまず、そこからやらんといかん。
とはいえ、だからどうしたで、やりはじめたらそこから迷走がはじまった。
もちろん、2台とも最新のiOS26.5にアップデートして、データとアプリはあらかじめ移行させておいた。
あとは、SIMの問題だけ。
携帯キャリアとの契約内容が格納されていて、設定しないと電話が圏外となる。Wi-Fiに繋がっておればlineで通話もできるのだけれどそうもいかない。
ここから、想定外の旅がはじまることになった。

人がつくったものはつくった人にきくしかない。あれこれ試行錯誤しても時間の無駄。
あらかじめYouTubeでeSIMへの移行のやりかたについてあらかた流れを理解はしているつもりだったが、操作ガイドどおりに進まなくなったため、センターに電話をする。
結論からいうと、センターのスタッフもよく理解してないようで、別の担当者にかわってもらった。それでも移行できず、2人目のおにいちゃんが物理SIMを「無効化」してしまった。
2台とも通話不能。
3人目のおねえさんは「使い方サポートセンター」に電話して回線切り替えをしてもらってくれという。
「UQお客さまセンター」は降伏した。
電話すると「遠隔サポートアプリ」で画面共有することで、進めていきましょうとなった。
4人目となるおねえさんは推定年齢35歳ほどで、なんとか移行を完了させたいという思いがみなぎっていた。
ただ、わからないことがあるとその都度、背後に控えるエンジニアだか係長らしき人に教えを請い、「10分ほどしたらお電話します」、あるいは「このまま10分お待ちください」の繰り返し。
たかだか、SIMの切り替えくらいでなにもたもたしてんだよ、という思いを抑えつつ、カスハラにならぬよう指示に従い素直に待つ。
ぼくがモンスターにならなかった理由は、やりとりのなかで、推定35歳のおねえさんの声のなかに「プロフェッショナル」を感じたからだ。執念のような、あきらめない強い意志をみたからだ。
いい人雇ったな、KDDIと。
このおねえさんはお昼休みもとらず、11時から13時までああでもない、こうでもない、と試行錯誤を繰り返した。
そして、移行が無事完了したとき、ぼくはおねえさんをしこたま労い、お礼を伝えた。おねえさんは恐縮していたが、感謝をするのはぼくのほうだ。
わきあがるKDDIへのその場の不信感がオペレーターの献身的な対応で霧消した。
設定料ぜろ円。
ショップに行くと黙ってかかる手数料
「携帯ショップで新規契約や機種変更をする際、店舗での事務手数料は原則として4,950円(税込)」
2年ごとに買い替えるiPhoneProMax、9月にいよいよ18に機種変する。
SoftBankでは機種変で苦労したことはないし、同じ物理SIMからeSIMへの変更作業が必要になるけれどこんな思いはしなくて済みそう、と思いたい(‘ω’)