運慶  特別展

国立博物館 2017.10.18


仏像なのに迫力ある躍動感と生命の輝きが吹き込まれている。如来や僧たちの穏やかな表情の中に強い意志と慈愛がにじむ。作品31体のうち22体が一挙に展示されている。平安時代末期から鎌倉にかけての作品だが、保存状態もよい。これだけの作品をよくぞ集めてくださった。去年奈良の興福寺でお会いした仏像も多く展示されていて、手の届く台座に置かれ正面、側面、真裏にも回って拝むことができる展示方法がありがたかった。


入場までに50分待ち。公開日には2時間待ちだったとか。平日なのでわたしと同じような定年後のお父さんや、おばさんだらけ。後ろに並んだおばさん3人組は、入場待ちの1時間、運慶となぁ〜んも関係のないことをずーっとずーっと休みなくおしゃべりし続けていて呆れた。これまでおしゃべりでは妻の叔母の京子おばちゃんがながらく世界一と思っていたのだが、今日のおばちゃん3人組もすざまじく、なんで女子はこうもおしゃべり好きなのかと思ってしまう。


記念の3,000円の写真集ではなく、芸術新潮の特集号を買いもとめた。

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

2 Comments

  1. 定年後はいいですね!平日に博物館や旅行や買い物にいけるよろこびといったらありません。長いこと、あのばかばかしい長距離通勤で失った大切な時間を取り戻します。まめたんさんもこれから楽しみですね!

  2. 日本を股にかけて行動しているので、たくさんの展示物が見られて良いですね。
    今年は何処にも行かれなかったので来年はhataboの50分の1でも行動を起こして美術館、博物館に出向き鑑賞したいと思います。

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