建て替えを検討して半年。
思えば限られた敷地にあれこれ注文、いちゃもん、無理難題をおしつけ各社の設計士たちを悩ませ続けてきた。2棟案に屋根裏収納、内階段。
間取りはもうどうこうしようもないほど煮詰まってきて、あとはどの業者にゆだねるかの選択のところまできた。
断熱・空調を検討する。
「桧家」の空調システム「Z空調」、「ぜっくうちょう」と読む。「絶好調」とかけあわせたいようだがその手にはのらない。
これだと各部屋に個別エアコンはいらない。1F,2Fにダイキンのエアコンを天井裏に設置しダクトで各部屋に空気を送り込む。事務所やホテルなどの空調システムの戸建て住宅版といえる。
密閉性が高いため各部屋に24時間空気を循環させる必要もあり、部屋の上部に空気の吹き出し口、そして排気口が床についている。キッチン上部に排気口をつけ、空気の流れをつくる。もちろん冷暖房はシーズン中のみ作動させる。
むろん1ルームの賃貸部分は個別空調だが、1階と2階の賃貸部分はこのシステムとする。
夏は炎熱の南風を冬は凍える北風をうまく取り込んできた非断熱非密閉システムの我が家からすると夢のような空調。問題はエアコン故、電気代と寿命があり10年先には天井をはがして交換しないといけないことか。
期待したSUUMOの地元の中堅工務店2社とも並行して交渉をしているが、特段身を乗り出すような提案はいまのところ見あたらない。
2019.2.15