「15の夏」佐藤優

高1の夏休みにソ連、東欧を一人旅をした佐藤少年の旅行記。

ブックオフ210円シリーズ。これは上巻だけが並んでいた。


東欧チェコスロバキアについてわたしと同じようなネガティブな印象を持ちつつ、彼はポーランドやハンガリーなどの人たちや一般家庭の家族と交流する中でくもりのない少年の目で共産主義の国々をポジティブに冷静に観察している。

東欧の国がそれぞれ政治システム、生活水準や自由度に差があってひとくくりにしての評価はつつしむべきであると思ったし、とくにポーランドとハンガリーの市民の食生活や暮らしぶりについて知ることが多かった。

食べ盛りで食事についての評価が手きびしい。(笑)


 

ひとり旅の高校生ということもあって警戒されることもなく各地で親切にされている。

なによりなんでもみてやろうという好奇心と行動力に驚くし、社会主義国が貧しく監視された自由がない国々との先入観にとらわれず、しかもガイドブックに頼らず現地の口コミをもとに各国の様子をフェアに観察、評価している。


「自宅に招かれる」「若い女性たちに街の案内役を買ってでられる」ことは旅人としての勲章である。

若者のときこそ世界を旅すべきだ。観光バスで巡り歩いてなにがたのしい。


これも上下巻、一巻400ページ以上の長編である。

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還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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