年内にリリースされるWindows11。
Windows10ユーザーには無料アップデートで提供されることになっている。よし、よし。
Windows10が日々アップデートされていたとはいえ6年の月日をかけて開発された新オペレーティングシステムというのはわくわくうずうずむらむらするぜ!
しかし、アップデートさせてもらえるPCには要件があってCPUやメモリー、ストレージ、グラフィックの一定のスペック(これらはらくらくクリアー)のほかに、「TPM2.0」に対応しているセキュリティーチップを搭載しているかどうか、あるいは設定を有効にしているかどうかというハードルがあって、自作PCでは非対応になっていることが多いという。
Microsoftはセキュリティー強化のために「TPM2.0」(Trusted Platform Module)を強い覚悟で必須としたのだ。
もしやとさっそくPCの設定をチェックしてみる。
やっぱり。非対応。
セキュリティーシステムを金庫とするならば従来は金庫と同じ場所に鍵が保管されていたが、その金庫と鍵を別々に保管するための安全な保管先として使用されるのがTPMというんだそうな。
暗号化キーの作成や使用制限するのにかかわっているモジュール(部品)で従来は1階に保管庫があったのが地下3階にまでに分けられていたり憎い仕組みとなっている。
一般的にビジネス用のPCにはあらかじめマザーボードにTPMモジュールが装着されているが、うちにあるWindowsのノートPCであるSurfacePro6は別としてほかのデスクトップ5台は組んでからすでに5年以上経過しており、設定確認とそもそもマザーボードに部品がついているか確かめて手を打たんといかん。ますます燃え上がる闘志とともに新たに自作するのがいいか「ぴぇーん」と半泣きで迷う弱気の虫。
2021/8/12