PCを新しくすればたちどころにWINDOWS11がさくさくダウンロードできるわけではない。
システム要件でまずふるいにかけられる。スペックは楽勝、よゆうのよっちゃんでクリアしている。
うきうきしながら「今すぐ」ダウンロードする。いますぐ。
しかし、箱根の関所で足止めされた。江戸におります母の見舞いに行きます、どうぞ通してくださいまし、、、
この「TPM 2.0」
セキュリティーの関所。用心深い最強の実務家徳川家康ウインドウズ。
おいはぎから身を守る「脇差やお守りをもっていないからダメ」と。
では、どうしたらいいか。
ようするに「BIOSでセットアップ」してね、という。
はい、わかりました。
セキュリティー設定のチェックと有効化ですね。おやすいごようです。
笑顔はもうすぐやってくる。この子と一緒にいると毎日が楽しくなりそう。
ところが設定ができない、、、
設定画面がでてこない、、、
毎日が楽しくなくなる、、、
もしやと、マザーボードのとりせつを読む。
すると、、、
あーっつ!
「接続できます」って、あんた、
「TPMモジュール」をこのヘッダに「接続できます」って、あんた!
四隅に「11」「1」「12」「2」とだけ印字された正体不明のヘッダ。
「接続するものは」どうするん?
いい歳をしてうろたえるな。みっともない。
アポロ13号を思い出せ。
管制センターよ、もっとやれることはないか探せ。
WEB にはいい方がいて設定に苦しむ自作パソコン派の困った人たちを救おうとしているサイトがある。
ほぉーら。
Disabled(使えない・使わない)をEnable(できる・可能にする)に変更する。
すると、ほーらね!
ぼくも世のため人のためになるサイトにしよう!
道の駅がどうしたビールの大瓶がどうしたとかつまらんことにうつつを抜かさず、「情報科屋さんをめざす人へのメモ」さんのようなまっとうな生き方をしなさい。
これで受け入れ態勢完了。あとはお輿入れを待つばかり。
ダウンロードはもう少しおまちくださいませ、とのメッセージが。
導入完了!
HATABO-2015PCのBIOSではどうなっているのだろう。
「Peripherals」→「Trusted Computing」
「No Security Device Found」!
Security Device は Support されているが Security Device がみつからない。
そんなわけでした。
2020/10/20