6日連続の36度超の猛暑はたまらん。幽霊のようになってゆらゆら日陰をさがして歩く。
3.11の原発事故から10年間もの間電力会社はなにをしていたのだろう。
なぜ、今年だけ?
政府の言うことをすなおにうけとめられないぼくはいろいろかんぐる。
「わたしは騙されない特殊詐欺」と「電力会社」と「政府広報」!
ひっ迫する電力使用率は原発再稼働の必要性を国民に刷り込むための道具として使われているのではないか、そんなことを思った。
原発再稼働やむなしと誘導するために。
そして再稼働を前提に火力発電所などの維持管理や増設などの対応をしてこなかった。
いずれ再稼働をするときがやってくるだろうと。
そのときまでの辛抱だと。
南アルプスでさくらんぼと遊んでいるとき、玉川さんが同じようなことをいっていておもわず、おっしゃるとおり!と叫んだ。
玉川さんがいっていたのはほかにも電力料金のしくみで、燃料価格の高騰があっても電力料金の値上げには上限があって、値上げできない分は電力会社の持ち出しとなる、そのため管内の消費者に節電を呼びかけ電力会社のために使用料を減らしてもらう必要がある。だれのための節電かゆうこっちゃ。ここをついていた。
停電でもやらかして、原子力発電がないと生活がたちいかなくなるとまでやろうとしているのではないかとさえ思った。そしたら世論はいっきに原発に傾く。
ただ、じっさいに「停電」になってしまうと大きな社会問題、責任問題となってしまうため、それは脅すだけにしておいて政策的にはやらないだろう。きっとやらない。
もともとこの電力会社が発表する「あやしげな」使用率を信じていない。車のガソリンタンクの残量わずかの点灯サインと同じようなものだと思っている。
この10年間の対応をみていたらとても東京電力を信用する気にならない。
千葉の姉ヶ崎のまもなく再稼働予定の大型火力発電所をそもそも休止していることからもわかる。
なにもかも計算づくではないか。「あおり運転」そのものではないか。
猛暑が続けば続くほどあおる機会は増す。
ほかの国はともかく原子力はとても無責任な東京電力たちの手に負える火ではない。
石油、石炭、LNGに頼れないからといって、では原子力にしましょうとはいかない。
フクシマは今後100年以上苦しみ続けるだろうし、日本と北朝鮮がもめたとき北朝鮮はまっさきに過疎地に立地する島根原発を狙うとおどすだろう。射程距離も短くミサイルのターゲットととしては格好だからおいらが金正恩だったらそう考える。
ウクライナのチェルノブイリ原発占拠でわかったように脅しと毒殺が大好きな大きな北朝鮮であるロシアもおなじように。