![](https://i2.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4450_live-scaled.jpg?fit=644%2C479)
「心で配って」何年になるのだろうか。
練馬駅から徒歩3分ほど。
![](https://i2.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4451_live-scaled.jpg?fit=644%2C459)
仕事を終えて、4時半に夕食とする。
休憩中にする町中華の多いなか、通し営業はありがたい。
ほとんどのメニューは問答無用の400円~600円台。
800円、900円のラーメン屋とは袂を分かって、ここ「国龍会」にわらじを脱ぐことにする。
![](https://i0.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4454_live-scaled.jpg?fit=644%2C358)
ラーメンは460円。ギョーザ420円。チャーハン500円。
町中華はギョーザに始まりチャーハンに終わる。
![](https://i1.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4455_live-scaled.jpg?fit=644%2C364)
物憂げにテレビを見ている覇気がなさそうな大将、
冷房、スポーツ新聞完備、
大瓶のビール、、、620円
いやがおうにも期待がぱんぱんにふくらむ。
激熱のスーパーリーチ。
![](https://i0.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4457_live-scaled.jpg?fit=644%2C483)
ひややっこのサービス。ということは大瓶は実質570円くらいではないのか。
ずっとしゃべりっぱだったのどをうるおす。
口下手なおいらには過酷な仕事だ。
人見知り、口下手を改造するため、焼き直すためにはじめた。
儀式ははじまる。
スポ新を選び、熱闘さなかの甲子園の様子をうかがう。
![](https://i0.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4459_live-scaled.jpg?fit=644%2C483)
ぎょうざは冷凍ものではない。なまなましい。
圧倒的に期待はずれが多い中、ようやっと満足の一品に出会えた。
あらかじめラー油がだぼだぼ注いであるたれ。
火あぶりにされた入魂の半チャーハン。これも絶品。
![](https://i0.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4463_live-scaled.jpg?fit=644%2C859)
正しく年季のはいった貫禄のジャンギャバン。ほこりかコショーなのかわからないくらいスパイスが効いている。
![](https://i0.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4464_live-scaled.jpg?fit=644%2C483)
おそまつくんのイヤミやデカパンの中華料理屋をほーふつとさせる入口。
すべての小道具がいい仕事をしている。
ほかに客もいないし大将としばらく野球談議。
ひいきの球団はなく、まず好きな選手がいること、ロッテの佐々木労朗希がいいのだそうだ。
![](https://i2.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4452_live-scaled.jpg?fit=644%2C483)
![](https://i2.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4465_live-scaled.jpg?fit=644%2C859)
明徳に逆転勝利した九州国際大学付属にたまらず拍手喝采!
夕刊の配達員がやってきた。
大将は「いつも、ありがとう、ごくろうさん」とねぎらった。
人柄がにじむいいお顔をしている。
奥でおくさんがもごもごなにかいっている。
やはり、新規開拓あるのみ!
町中華にかぎらずひきだしをたくさんつくること。
「塩さばの味噌煮定食」ぐらいでくじけず、玉砕覚悟で飛び込めばきっといい出会いがある。