極細0.9ミリでゆで時間はたったの2分。
これにオリーブオイルをいただく直前にたっぷりかけてからませ(加熱しすぎると風味がとぶため)ペペロンチーノでいただくのが好きだ。しめじ、しその葉とのり、ときに納豆をのせて。とうぜん、ワインにあう。
夜は腹いっぱい食べるつもりはなく、この極細のやつをその日の気分に合わせた分量でゆでるのがいい。
「カッペリーニ」とは「いなかもん」のことではなく「髪の毛」のこと。わかりやすい呼び名。
イタリアのパスタとオリーブオイルについて調べてみた。
ディ・チェコのパスタはたいていのスーパーに並んではいてもこの「髪の毛」はめったにおめにかかれない。
極細の素麺タイプで見つけ次第かごに入れている。
探し歩かなくてもAMAZONやイオンなんかにかならずあるカルディの店かその通販で手に入る。
パスタには表面が「つるつる」のテフロンタイプと、ソースとからみやすい「ざらざら」ブロンズタイプがあってソースや調理法によって使い分ける。
2つは「抜き型」(ダイス)の違いでブロンズ(青銅)製のものとテフロン製どちらを使うかによる。
ブロンズ(青銅)製で有名なのが「ディ・チェコ」で白っぽくざらついて粉がふいたようなのが特徴。
長持ちするテフロンのダイスによってパスタの主流になったものの、クオリティーはブロンズが勝る。
「テフロン」か「ブロンズ」かによってゆで方も違う。
ゆですぎるとせっかくのざらざらが消えてしまい、鍋の大きさやお湯の温度も影響する。
奥が深いのだ。
シェフはゆでている途中でパスタの状態をかならず味見している。「そのまま食べてもおいしい」ことが大切なんだそうな。
シェフによっては海水なみの塩分でゆでたりする。
ワイン同様産地によって小麦の味わいが違ういろんな種類がある。
Youtuberのオリーブオイルソムリエの「ファビオさん」によるとスーパーで買えるパスタの中でのイチオシは「ガロファロ」ということで、試してみたい。
表記されているゆで時間より早めにあげるのがコツという。
イタレスで味わってみたいがバカ高いうえにたぶん自分で調理したほうがおいしくできると思っている(≧▽≦)
これは「ざらざら」。猫舌で舐められているような、、、
スーパーに並んでいる9割がにせものというエキストラバージンオリーブオイルの「闇」も知るところとなり、あぜんとする。
ほんものはまず、「ペットボトルにはいっていない、瓶であること」、そして紫外線を嫌うため「黒っぽい瓶」に入っている。
「オリーブオイルの酸度が0.8%以下のもの」をエキストラバージンオイル」と呼べる(「ファビオさん」)
オリーブのフレッシュジュースを瓶詰したもの。
ただ、日本の規定はゆるくて売られている9割がこの規定から外れている。
このあたりが「闇」につながっていそう。
しかし、これを守るととても手が出ないお値段となる。
とはいえむかしからの製法でじっくり圧搾したオリーブは値が張るのはしかたない。
日本酒とおなじではないか。
認証マークの確認も大切であると。
料理との組み合わせ、相性によって苦みや辛みをあじわうことができる。
イタリア、フランス、食にこだわるなあ。
こないだ安さにつられて買ってしまった「トルコ産」はもちろんペットボトルでにおいが鼻につく。
処分してしまおう。
われわれしろうとにはみわけがつかないから「ファビオさん」のおすすめに従おう。
おなじみのBOSCOには4つのタイプがあって、一般的なのはイタリアとギリシャのブレンドもの。
「プレミアムエキストラバージンオリーブオイル」ならイタリア産だけを使用している。
一般人だから一般のでいいや。