![](https://i2.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/12/8316df5e8f8569306f5735a321ddae30.png?fit=640%2C385)
「最暗黒の東京」(松原岩五郎)にもっとも影響を与えたのは桜田文吾の「貧天地〇寒窟」(〇は漢字が読めん)であって、わがくにの「社会問題」が実際にどのような状態であるかをはじめて具体的にあきらかにしてみせたのが「貧天地〇寒窟」であり「最暗黒の東京」に他ならなかった(解説:立花雄一)と指摘されていることから、この「貧天地なんちゃら窟」を読んでみたくなった。
しかし、もはや絶版になっていて手にすることもなかろうとあきらめかけていたら、
国立国会図書館さんが名著の数々をデジタル化してくださっていて、しかも無料で閲覧しダウンロードできるうえにその場で画面を拡大して読むこともできるようになっている!
![](https://i1.wp.com/hatabo.club/wp-content/uploads/2022/12/90bd3f86d8ccaba938f9ab2f08eac3ba.png?fit=640%2C516)
まぁ、なんということでしょう!
「大我居士」はペンネーム。
もしかしてと思い、探すと、、
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絶版となっている昭和18年に刊行された義父の著作までデジタル化されている!
アメリカの占領政策の記録などもある。