不動産屋さんは仲介手数料を稼ぐためにできるだけ高く売ろうとする。また、買取の際のリスクを警戒し二の足を踏むことがある。解体しろだの注文もつけられることもある。

そうしたなか、「物件の出会いと交渉の場」を提供するビジネスが登場している。

「ショバ代」をかなり低めに設定し、売主買主の交渉にはタッチしない。（宅地建物取引のしがらみから）

個人間の不動産売買のネットオークション版。

「家いちば」

「戦時中海軍が使用していた掩体壕」（飛行機を空襲から守るためにつくられたコンクリート製の格納庫、または山の斜面をくりぬいた洞窟）つきの農家！いまは航空機ではなく農機具つき、とのこと。

こんなんもある。

親から別荘を相続したけど使うつもりまったくなし。「負の遺産」を相続したひとたち。

うれしいどころか負担になっていて０円でいいからもらってちょ。

「みんなの０円物件」

さらに、訳あり物件、お金出してでもいいからなんとかひきとってくれんね！

放棄サポートの

不動産仲介業者が求める利益の追求からはずれた物件、はたまた見捨てられた物件、さらには物件の最終処分場的な始末のためのサイト。

共通するのはこれらのサイトは「出会いの場貸し」業であって当事者間のトラブルなどにはいっさいタッチしない。

国の制度でも同じような「相続土地国庫帰属制度」というのもあるがいくつかの条件をクリアーしないといけない。まず、「建物」つきの土地は対象外となることからまず解体することからはじまるため「現況」のまま処分したいというのはアウトとなる。

小淵沢の山荘を譲ってもらっていたら、間違いなくお世話になることになるだろうサイト。

ともあれ、不動産の取引のかたちも様変わりしてきている、と理解すべきか。

１２月を待って植えつけた紅葉が色づいた。

ありがと、といってくれているような、、、

女性的だね。