数十年ぶりに本屋さんで購入した。日本経済の情報が凝縮されている。
「ワイド版」3,100円
株式に突然目覚めた。というか「配当」に目覚めた。
毎年の確定申告で「特定口座での株の取引き」を「税金が引かれているからまぁいいや」ではなくほったらかしにせず「総合課税で申告する」を選び、「配当税額控除」を受けるようになってからいままでもったいないことをしていたと気づいた。
というのもこれまでと様子が変わり株式の配当を重視する企業がふえて「申告したほうがいい」水準になってきたこともある。
株式配当の申告には5つのやりかたがあって有利なほうを選べることになっている。
この5つの方法に対する理解が浅く交通整理ができていなかったことも一因。
2012年のJALの上場廃止で痛い目にあってから(民主党政権前原が旗をふった)、株の売買はやめることにして保有するだけにした。
YouTubeのチャンネルで株の取引についてわかりやすい説明をしている。
「株の売買は木を切り倒して売ることだけど、配当を得るのはその木になる果物なんかを毎年手に入れることだ」と。
配当は草食動物の餌かな。肉食より草食動物のぼくにはそれが向いている(笑)
このごろは「配当性向」(当期純利益をいくら配当にまわしたか)よりも「総還元性向」の割合を重視するようになっている。
会社が「自社株を買い」をして株式を償却する(資本金に組み入れる)とそのぶん発行株式数が減少して投資家がもっている株式の一株あたりの配当が増える。これを加味して還元率を算定する。
投資家にどれくらい本気で利益を還元しようとしているかを測るものさし。
いつまた金融市場が荒れるかもわからないため、基本「株の売買」はしないようにする。
そして、この「総還元性向」をチェックしてあほみたいに「普通預金においているだけ」の資金をシフトし「配当年金生活」をめざすか。「本業」と「年金」と「配当」でがっちりマンデー!
このあいだお会いした高齢者は毎年200万円の配当を手にしていて、年金生活であることから株式で15%引かれた所得税を確定申告することによってご自身の所得税率5%との差額を毎年還付してもらっていた。(住民税は5%のまま「申告しない」を選ぶ・申告すると10%で課税されてしまう)
汗を流し、生きがいをみつけるために働くのも結構。ただ、「普通預金にただおいているだけのお金」にもはたらいてもらうのもありかな。
四季報は読み物としてもおもしろい。
経営者がなにを考え、勝負しようとしているかや従業員やその家族、仕入れ先や下請けなんかの姿も透けて見えるような気がする。視界や視野が広がってきたのかもしれない。
今季2023年1集で目立つのは「電気代の値上げを吸収できず、苦戦を強いられ」などの記述。
さて、3月決算上場企業の配当確定日のまえに眠っている普通預金の一部を配当をゲットするために仕込む。ターゲットはおのずと「投機的」ではなく「つぶれる心配のない自己資本比率の高い収益力のある大型株」と決まってくる。そもそも投機的な投資で「一攫千金」を狙うわけでもなく(狙える才覚もなく)、5月と11月の刈り入れのときのおこぼれをもらおうというつつましいもの。
この株、すごくないですか?
楽天証券の口座も開設していたのに3年間全く取引していなかった。
口座を開設すると「日経新聞」がただで読めるためただそのために口座をつくった。
だって、日経新聞は配達してもらうと4,900円、電子版でも4,277円もかかるんですもの。
物価高のおり、生活防衛しないといけませんわ。
楽天くんにはあらたに3銘柄を仕込む。