神田神保町 絵本専門店 2023/3/19

こども専門の絵本の書店。

ドキュメント72時間で紹介されていた。

今年も15日間も神保町に通ったのにまったく知らず、素通りしていた。

カフェやバーも併設している。

株式会社 ブックハウスカフェ | 神保町唯一のこどもの本専門店 & カフェ (bookhousecafe.jp)

もっと早く知っておくべきだった。孫たちのために。

長男が大好きで何度も何度も読み聞かせた絵本が紹介されていた。

 

渡辺茂男 作・山本忠敬 絵 福音館書店

はしご車や大きな消防車のなかでは目立たずすみっこで待機している小さなしょうぼう自動車「じぷた」

すると、山火事の知らせに狭い山道で駆けつけることができるのは「じぷた」しかいないと出動命令がくだる。そして消火作業にあたったじぷたは

火を消し止める大活躍をする。


 

番組ではバーでこの絵本のことを女性店主と語り合う若いカップルとのやりとりが紹介されていた。

男性は「この本を読んでいて、ぼくも生きていていていいんだなと思った』」と語っていた。

そして店を出るカップルをカメラが追う。

夕闇の中、車いすに乗った若者と寄り添う女性のシルエットを。

あたたかい恋人たちの姿を。


このメッセージを理解できるようになるまでどれだけかかったことか。

表向きは子どものための絵本だけど、「おとなのための絵本」でもある。

いまさらながらこの番組を制作するNHKのスタッフたちが番組を通じなにを伝えようとしているか感じることができた。

もう35年も前に読み聞かせた絵本に誘われて。

作成者: user

還暦を迎えてますます円熟味を増す、気ままわがまま、ききわけのないおやじ

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