「グラフィックスは別途必要となります」とちゃんと書いてあるやん。
誤って送られてきた商品を郵便局から国際郵便でバーミンガムの近くのまちに返送しようと用意していたときに、出品者から連絡があった。
「んっ?」
「戻ってこないでください」?
翻訳前の原語は「Please do not return, kind regards」(返送しないでください。よろしくお願いします。)
「えっ?返品しなくていい?」
念を押す。
思えば注文された商品と違うものを送ってしまいごめんなさい、という思いと
国際郵便の送料の負担に加え、すでにマザボに組み込んで使用されて新品でなくなった商品をいまさら返品されてもという思いが交錯して「戻ってこないでください」というメッセージになったのだろうか。
ただ、メッセージには「謝罪」がいっさいない。貴重な青春の日を数日にわたりだいなしにされたというその苦労に対するごめんね、ごめんね、がまず先やろ。これが英国の会社の対応なのだろうか。
とはいえ、この33,000円は返金されたうえにこのCPUは返さなくてよいことになった。
これは新規の5号機に組み込むことにしよう。
おっかあへの3号機のおさがり引き渡しも予定通りとなり、このお騒がせのCPUで組んだ最新の5号機を誤算とはいえメインマシーンにするという道が開けた。13世代マシンが2台。「仕事用」と「動画・画像処理専用」。
ラッキーというにはうれしさ半分、ダメージ半分といったところ。
「動画・画像処理専用」の新鋭機がきのうようやく立ち上がった。メインマシンの突然のトラブルはあれもこれもいろんなソフトをインストールしすぎたからではないかと反省している。
「もう、ぼくこれ以上できましぇん」と泣いていたのだろうか。ケースと電源ユニットはそのまま使いあとは新人がきみの遺志をうけつぐからね。
パソコン依存症でもやもやして過ごしたのがようやく晴れた。